おはようございます。
そしてメリークリスマス
エイジングハウスの沖浦です。
今日はクリスマスですね!
うちの子供は大学生と高校3年生のため
プレゼントもどんどん味気なくなってます。
今日はプランニングについてお話させていただきます。
家を建てる誰もが、
ほとんどの時間を過ごすリビングダイニングキッチンを
明るくて開放的な空間にしたいとお考えだと思います。
そして、そのために、
出来るだけリビングダイニングを広くつくり、
採光が確保出来る方位に大きな窓をつくり、
その窓の向こうにゆったりとした庭をつくりたいと
お考えなのではないでしょうか?
しかし、果たして、
この計画通りに出来上がった家は、
本当に明るいのでしょうか?
また、開放感溢れる空間となるのでしょうか?
もちろん、その答えは「No」です。
カーテンによって、
この全てを台無しにされてしまうからです・・・
まず、明るい空間にするためには、
窓から入ってくる光を遮らないようにしなければいけません。
そして、室内に入ってきた光を
拡散していかなくてはいけません。
それゆえ、視線を遮るためのカーテンを、
設置しないようにすることが、
そもそも明るい家にするために
絶対に欠かせない要素となります。
また、開放感が感じられるかどうかは、
もちろん、広さも関係ありますが、
それだけじゃなく、
空間に奥行きが感じられることも大切な要素となります。
つまり、視覚的に広がりが感じられるかどうかが重要である
ということですね。
鍵を握るのは「プライバシーの担保」
視線を遮るためのカーテンをしなくていいようにするには、
リビングダイニングを周囲から
丸見えにならないようにしなければいけません。
また、それと同時に、
リビングから続く庭も周囲から
丸見えにならないようにしなければいけません。
そして、これらが実現出来れば、
リビングにたくさんの光が射し込んでくるのですが、
今度は、その光を全体に拡散していかなくてはいけません。
それゆえ、壁紙をはじめとした室内に使う材料は、
基本的には白で統一することをオススメしています。
最も光の拡散効果があるのが白だからです。
また、より開放的にするために、
天井の高さだけを上げようとする方がいらっしゃいますが、
実は、天井の高さだけを上げても、
それほど開放感が上がるわけではないし、
ましてやカーテンが閉まりっぱなしの窓では、
わざわざ余分なコストを掛けてまで
そうする意味が全くないと言っても過言ではありません。
であれば、天井の高さと
ドアや窓の高さをそろえてあげる方が、
遥かに空間に奥行きが感じられるようになります。
視線が高い位置に向くし、
天井がずっと続いているように見えるし、
窓から入る光量も増えるし、
天井付近まで光が拡散し、
より明るい空間が実現出来るからです。
大切なことは、
実際暮らし出してからどのようになるのか?
ということを設計の段階で想像することです。
難しいことかもしれませんが、
想像してみることはとっても大切なことだし、
ここ最近は、CADを使って
プランの説明をしてくれることが
当たり前となっているはずなので、
近隣に建つ家などもCAD入力してもらった上で、
どのように光が入るのかや、
どのような眺めになるのかを見せていただくと、
よりイメージが湧くかと思います。
建ってしまってから「しまった!!」と思うのでは、
取り返しがつきません・・・
ですから、そんな後悔をしないようするためにも、
以上のことに留意しながら
間取りを考えていただければと思います。
こんにちは!エイジングハウスの沖浦です。
いよいよクリスマスが迫って来ていますが、
まったくそんな気がしないです!
子供の時のワクワクはどこにいったのでしょう?
本日は家づくりにとってすごく大切なお金のお話です。
消費税率アップとコロナ支援策を賢く活用しましょう!
2019年10月に、消費税率が8%から10%に
引き上げられましたが、
それに伴い住宅取得のための
支援策がしっかりと用意されているので、
むしろ増税前よりもお得に
家づくりができる可能性が高いです。
住宅ローン減税は、控除期間が3年延長され、
13年間で最大600万円の税金が戻ってきます。
これが、実は2020年9月30日までに契約された方が対象でした。
今回のコロナ対策の一環として、2021年9月30日までに
契約された方までを対象とする決定になりました。
また、グリーン住宅ポイントとZEHの補助金などを入れると、
家づくりするにあたってお金の面では
とんでもなく条件がいい時代です。
超低金利時代の住宅ローンも含めて、
このあたりも賢く利用しましょう。
なお、建築費や仲介手数料には消費税がかかりますが、
土地代には消費税がかかりません。
また個人間売買の住宅中古住宅についても
消費税はかかりません。
こんにちは。
エイジングハウスの沖浦です。
今日は神戸も寒波が来て最高気温でも9度と
今年もっとも寒い日となりました。
みなさま体にはくれぐれも注意してくださいね。
今回はインテリアについてお話させていただきます。
家づくりがどんどん仕上がっていくにつれて
「お部屋をステキにしたいけれど、
どこから手をつければいいかわからない」
お客様からそんなご相談をうけることが多くあります。
そんなときは「まず、スモールシーンからはじめてみてください」
とお話ししています。
スモールシーンとは、
たとえば「玄関」「棚の上」「ソファまわり」「洗面所」「トイレ」など、
部屋の中の小さく限られたエリアのこと。
家全体で考えるとむずかしいインテリアも、小さなスペースで考えれば、
じつはそれほどむずかしくなくなります。
今月はここ、来月はあそこ、と1つずつスモールシーンを
お気に入りのものでそろえていけば、
いつの間にかおしゃれな家になります。
「どのスモールシーンからスタートすればいいんですか?」
そんなふうに質問をいただいたら、
こうお聞きします。
「家に帰ったら、まずどのスペースで、何をしますか?」
今どうしているかだけでなく、「本当は本を読みたい」とか
「ちゃんとご飯を食べたい」など、
どんな暮らしをしたいか、でもかまいません。
もし、「帰ったらまずテレビを見る」暮らしなら、
ゆっくりくつろげるソファまわりから
スタートするのがオススメですし、
「帰った瞬間から ほっとしたい」という希望があるなら、
玄関からはじめるのもいいと思います。
エリアがはっきりと区切られた、
トイレや洗面所のような水まわりもスタートしやすい場所です。
スモールシーンで部屋づくりをするメリットは、
住みながら少しずつ 考えられること。
引っ越しと同時に家じゅうを完成させようとする方も
多いのですがもっとゆっくり、
お気に入りのものが見つかったら1つひとつ
そろえるくらいの気持ちでお部屋づくりを楽しんでください。
暮らしているうちに、
「ここに収納家具があったら便利だな」とか、
「テーブルはもっと窓辺がいいな」
などということもわかってきます。
スモールシーンごとに少しずつ部屋づくりをすれば、
本当に好きなもの、ぴったりのサイズのものをそろえられて、
お買い物の失敗も少なくなります。
それではまた。
家を買う時、多くの方が陥ってしまうのが、
“金銭感覚が麻痺してしまう”という現象です。
例えば、5万円という価格の買い物は、
日常生活においては、
安易に決断することが出来ない大きな買い物ですが、
なぜか家づくりをしている時には、
食後に頼むドリンクよりもあっさり決断してしまいます。
2000万円という買い物においては、
5万円はわずか0.25%という割合なのに対し、
800円のランチに200円のコーヒーをつけるとなると、
その割合が25%にもなってしまうんで、
割合的に考えると、
決して不思議なことじゃないんですけどね。
とはいえ、この相対思考は、
家にかかる費用だけじゃなく、
家に付随して掛かる費用についても
気持ちが寛大になってしまいやすくなるので、
家づくりをする時には、
しっかりと財布のヒモをしめるように
常時心掛けるようにすべきです。
そして、その財布のヒモをしっかりとしめるためにも、
家づくりはまずは資金計画から始めるべきなのですが、
間違えてはいけないのが資金計画のやり方です。
資金計画では、
最初にあなたの予算から設定するようにします。
家づくり全体に費やすことが出来る
総予算を把握しないことには、
土地や家や外構に一体どれだけの予算を
掛けるべきなのかが具体的に分からないからです。
もし、この順番を間違えてしまい、
具体的な資金計画が出来ていないまま
先に土地を買ってしまったり、
先に家の図面を描いてしまったりしたら、
予算オーバーを招く大きな原因となります。
また、そのしわ寄せが、
今後ずっとあなたの負担になり続けます。
そして、資金計画でもう1つ大切なことが、
“毎月の返済金額”です。
これも絶対に無理をしないようにすべきなのですが、
多くの方が現実的じゃない返済額で、
家づくりの予算を設定しがちです。
もちろん、その理由の大部分が、
住宅会社から、無理をしない返済額では、
家づくりをすることが出来ないと言われてしまうから、
だと思いますが、それを鵜呑みにしてしまい
安易に予算を上げないことが大切です。
家を持つと、固定資産税という税金が一生掛かるし、
火災保険にもずっと加入していかないといけないし、
自分自身で家のメンテナンスをしていかないといけないし、
光熱費も高くなってしまう可能性だってあるため、
アパート暮らしの現在よりも、
確実に負担が増えることになるからです。
それゆえ、無理のない予算で家づくりをするための、
土地や家や外構に対する現実的で合理的な考え方が、
家づくりに失敗しないためには、
絶対に欠かせない要素である、というわけですね。
家づくりの打ち合わせをしている時の注意点
これが冒頭で申し上げた点です。
日常では高いと感じる金額でも、
間違いなく家づくりでは高いと感じにくくなってしまいます。
結果、これぐらいなら・・
と、どんどん追加をしてしまいやすくなるのですが、
これも積み重なれば、
ずいぶんと大きな金額になってしまいます。
そして、それらが今後のあなたの負担になりかねません。
また、家づくりをする時には、
色んな会社の家を見に行ったり、
インターネットやSNSで色々と検索をすると思いますが、
これも予算を上げてしまう原因となります。
世の中に溢れている情報は、
基本プラスの要素ばかりですからね・・
夢が膨らみ、どんどん要望ばかりが増え、
家の理想が高くなってしまうということですね。
ですから、家づくりを進めていく上では、
マイナスとなる要素についても、
同時に考えられるようにしておくべきです。
どうしても叶えたいことが、
50万円高くなることだったとしたら、
優先順位が低いもので50万円削るようにする、
という風にです。
このように合理的に
予算のバランスが取れるようになれば、
家の予算が大きく狂ってしまうという
悲惨な事態を避けることが出来るようになるし、
最初に立てた資金計画どおりに
家づくりを完結しやすくなります。
ということで、金銭感覚が狂ってしまいやすい
家づくりで無理な負担をつくってしまわないためにも、
以上の点に注意しながら、
家づくりを進めていっていただければと思います。
敷地にゆとりがない場合、
上に階を重ねていかざるを得ないため、
2階建てになってしまうのは仕方ないのですが、
敷地にゆとりがある場合は、
家づくりを「平屋」から始めていただきたいと考えています。
その理由は、
「平屋」の方が、
間違いなく暮らしやすい住まいだからです。
また、コストも平屋の方が安いからです。
例えば、2階建て住宅の多くが、
洗濯物を2階のベランダで干していますが、
洗濯機が1階にあるお家の場合、
この作業の流れは決して効率的であるとは言えません。
まず、洗いとすすぎが終わった
水気を含んで重くなった洗濯物を、
2階のベランダまで運ばなくてはいけないのですが、
階段の上下移動も回数を重ねるとなると、
なかなかな重労働となります。
(いい運動でもあるかもしれませんが)
また、乾いた洗濯物をたたむ時、
2階で1人作業するのは、なんだか寂しかったり、
小さなお子さんがいる場合、
子供を見ながら作業したいこともあって、
わざわざリビングまで下ろしてきて
たたむようになるのではないでしょうか。
そして、今度はたたんだ洗濯物を
それぞれの部屋がある2階に再び持って上がる・・
これが、2階建て住宅に住む方の多くが、
直面している現実なんじゃないかなー
と思っているのですが、
もし、あなたがこんな状況になると想像してみたら、
ちょっとゾッとしませんか???
ここ最近は、家事と育児と仕事を
両立もしないといけないわけですからね。
出来ることなら、なるだけ効率的に
家事がこなせる住まいにしたいところですよね。
アパートやマンションの場合、
洗濯物を運ぶ時、水平移動だけで済むし、
干す時も部屋から手を伸ばせば干せます。
また、部屋から手を伸ばせば洗濯物が取り込めて、
たたんだ洗濯物も水平移動だけで片付けることが出来ます。
つまり、一戸建てに比べて
洗濯作業の手間がかなり少ないのが、
アパートやマンションなのですが、
家を建てる時には、
このメリットも活かない理由はありませんよね?
洗濯物を、
いかに、干しやすくするか?
いかに、取り込みやすくするか?
いかに、片付けやすくするか?
そして、いかに時間や人目を気にせず、
洗濯物を干しておけたり、
洗濯の一連の作業をすることが出来るか?
この工夫によってカット出来る時間は、
一日のうちのわずか10分ぐらいかもしれませんが、
しかし、時間的な負担よりも
心理的な負担は大幅に軽減出来るのではないでしょうか?
また、足腰が悪くなってしまった時のことを考えると、
階段の上下移動がないことは、
洗濯に限らず、掃除や維持管理面でも、
非常に助かるのではないでしょうか?
ということで、
敷地に充分なゆとりがあるのなら、
家の基本は「平屋」から始めるようにしてください。
そして、もし2階建てにせざるを得ない場合でも、
この洗濯作業の流れをよく考えた
間取りづくりをしていただければと思います。
時間のゆとりも、心のゆとりも、
きっと違ってくるはずですから!
坪単価とは、
家にかかった工事費用を延床面積で割った数字のことですが、
この金額は、家が大きくなるに連れて安くなっていくものだし、
逆に、家が小さくなるに連れて高くなっていくものです。
それゆえ、坪単価にこだわって家を建ててしまうと、
必然的に家の面積が大きくなってしまうため、
それに連動して家の価格は高くなってしまいます。
25坪の家と35坪の平屋のお家では、
坪単価は35坪の方が5万円ほど安いものの、
建築費用は500万円ほど高くなってしまう、
といった感じにですね。
また、家が大きくなれば、
単純に家の価格が高くなるだけじゃなく、
それに付随した様々な費用も
高くなってしまうことになります。
例えば、35坪の家と25坪の家では、
単純に10坪家の大きさが違いますが、
そうなれば、土地の大きさだって
10坪違ってくることになります。
仮に土地の坪単価が15万円だとしたら、
150万円土地価格が違ってくるということですね。
また、土地が広くなれば、
その分外構工事にかかる費用も高くなってしまいます。
工事面積も増えるし、境界の長さも増えるからです。
つまり、坪単価を重視して家づくりをしようとすれば、
必然的に、家・土地・外構全てのコストが
高くなってしまうということなんですよね。
さらに、家や土地が大きくなると、
家づくりをする時にかかるイニシャルコストだけじゃなく、
家を持っている間継続的にかかり続けるランニングコストも
高くなってしまいます。
まず、家や土地にかかり続ける固定資産税です。
面積が大きくなった分、
高くなるのは当たり前ですよね。
土地に関しては、200㎡を超える分に関しては、
200㎡までの税金の2倍かかることになるため、
それも理解した上で購入するようにすべきですしね。
光熱費は、広さというよりも
そこで暮らす人数に最も左右されるものですが、
それでも家が広くなれば、
その分高くなりやすいとも考えられますよね。
15年〜20年ごとにかかるメンテナンスコストに関しても、
家が大きくなれば、その分高くなってしまいますし、
設備の老朽化に伴うリフォーム工事などの際も、
家が大きくなれば、その分高くなってしまいますが、
これらも家を維持していく上では、
決して欠かすことが出来ないコストなので、
この点もご理解いただいた上で、
家づくりを進めるようにしなければいけません。
このように、家をやみくもに大きくしてしまうと、
生涯にわたって、それらのコストが
あなたの負担につながってしまいます。
ですから、やみくもに
家を大きくしてしまわないためにも、
家づくりをする時に、
坪単価の高い安いを重視しないように
していただければと思います。
かつ、“家の大きさは○坪は欲しい”という考え方も、
しないようにしていただければと思います。
これも、やみくもに家を大きくしてしまう
大きな大きな原因ですから。