スタッフブログ

  • 【Study】ハイグレードな家をローコストで建てる秘訣

    弊社が建てる家の中には、

    「中庭」をつくっているお家がありますが、

    その理由は、そうすることが、

    その土地で懸念される問題点を解決するための手段だからです。

     

    例えば、周囲が家に囲まれていたり、

    敷地の南に家が建っていたりする場合、

    近隣の家から距離を開けることなく窓をつくったとしても、

    その窓から期待通りの光を採ることが出来ません。

     

    それゆえ、そのような環境の中でも、

    しっかりと家全体に光を届けるためにも、

    近隣の家から窓までの距離を、

    充分に開けるようにする必要があります。

     

    そして、その選択肢の1つが“中庭”である

    というわけなのですが、

    とはいえ、“中庭”をつくるとなれば、

    どうしても建築コストが割高になってしまいます。

     
    なぜ、家のコストが高くなってしまうのか?

    と言うと、“中庭”をつくれば、


    壁の面積が増えてしまうことになるからです。

     

    つまり、外壁工事にかかる費用や内装工事にかかる費用、

    そして断熱工事にかかる費用などのコストが増えてしまうため、

    その分建築コストがアップしてしまうということですね。

     

    また、壁の面積が増えるということは、

    それに伴って基礎工事の面積も増えることにもなるため、

    同時に基礎工事の費用までもアップしてしまいます。

     

    これらの理由から、

    “中庭”がある家はコストが割高になってしまうわけなんですが、

    とはいえ、これからお伝えさせていただく内容さえ

    しっかりご理解いただければ、

    予算を一切上げることなく、また品質を一切落とすことなく、

    建てることが出来るんですよね。


    家の品質を一切落とさずに建築コストを抑える工夫

     

    そのためには、

    2つの工夫が必要になります。

     

    工夫1:必要以上に部屋を大きくしない

     

    まず1つ目の工夫が、

    必要以上に部屋を大きくしないということです。

    例えば、あなたは、

    寝室にどれくらいの広さを求められるでしょうか?

     

    10帖でしょうか?

    あるいは8帖でしょうか?

    あるいは6帖でしょうか?

     

    もし、あなたが、

    寝室は、ただ寝るだけのスペースだなとお考えであり、

    かつ、寝室にはベッドぐらいしか置かないのであれば、

    置かれるベッドのサイズや個数によっても違いますが、

    多くの場合、6帖もあれば充分だったりします。

    (6帖あれば、ダブルベッドを2台並べて置くことが出来ます)

     

    となると、10帖をつくるよりも

    4帖ものスペースをカット出来ることになるのですが、

    その結果、100万円〜120万円ものコストがカット出来ます。

     

    工夫2:やみくもに部屋を多くつくらない

     

    そして、2つ目の工夫は、

    やみくもに部屋を多くつくらないということです。

     

    例えば、親御さんが泊まりに来た時や、

    もしもの来客の時のために、

    和室が欲しいとおっしゃる方がいらっしゃいますが、

    “和室”って本当に必要なのでしょうか?

     

    この和室をつくるために

    6帖家の面積が増えるとしたら、

    それだけで150万円〜180万円建築コストが増えることになります。

     

    でも、それをつくったとしても、

    一体どれだけの頻度でその部屋を利用するでしょうか?

    親御さんが泊まりに来た時などは、

    子ども部屋で寝てもらうようにすれば、

    わざわざつくる必要がないような気がしませんか?

     
    家をコンパクトにする方が合理的


    この2つのコトを意識していただきつつ、

    家づくりをしていただければ、

    必然的に家がコンパクトになります。

     

    そして、その結果、

    家のコストを大幅にカットすることが出来るようになり、

    コストが上がる要因となる“中庭”をつくったとしても、

    決して驚くような金額にはなりません。

     

    また、家をコンパクトにすれば、

    必然的に光熱費もカット出来るようにもなります。

    あるいは、最小限の光熱費で、

    家全体を温度差のない快適な空間にすることが出来ます。

     

    弊社では、このような考えのもと、

    家づくりをご提案させていただいているのですが、

    もしあなたが、そんなお家が見てみたいとお考えであれば、

    いつでもご連絡いただければと思います。


    合理的で暮らしやすくオシャレな家をぜひご覧ください!

     

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  • 【Study】窓を有効活用するには!

    窓は、外からの“光”を室内に採り込むために存在します。

    窓は、外からの“風”を室内に採り込むために存在します。

    この2つの機能を果たすために

    窓は存在しているのですが、

    この2つの機能をしっかり果たしてもらうためには、

    窓のつくり方を熟考する必要があります。

     

    というのも、ただ単に窓をたくさんつくっただけで、

    その機能がうまく果たせるわけではないからです。

     

    むしろ、その機能を、

    逆に殺してしまっているお家がたくさんあるし、

    窓を多くつくればつくるほど、

    無駄に建築コストがかさんでしまうだけだからです。

     

    例えば、大きな窓をつくったとしても、

    家の中が外から丸見えになってしまうとしたら、

    そこにはカーテンを付けざるを得なくなってしまいますよね?

    となると、カーテンが光を防いでしまうことになります。

     

    また、その窓に防犯的に不安を感じてしまったり

    窓の向こうに障害物がなく風当たりが厳しそうだったり、

    直射日光の厳しい日差しがたくさん入ってきそうだとしたら、

    そこにはシャッターを付けたくなってしまいます。

     

    そして、もしそのシャッターが、

    ずっと閉められたままになってしまうとしたら?

     

    ですよね・・

    そこは壁があるのと同じなので、

    そもそも、そこに窓をつくった意味がなくなってしまう

    ということですよね?

     

    それゆえ、間取りを考える時には、

    窓の機能を殺してしまうカーテンやシャッターを、

    付けなくていいような窓の配置を考えなくてはいけません。

     

    また、位置だけじゃなく、形やサイズ、

    そして使用するガラスのことまで、

    よく考えて設置していくようにします。

     

    このように窓を考えていくと、

    窓の本数を必要最小限に抑えることが出来ます。

     

    そして、その結果、

    窓にかかる建築コストを最小限に抑えることが出来るようになります。

    また、カーテンを設置しなくていいように設計出来れば、

    カーテン費用もいらなくなるので、

    さらに建築コストを抑えることが出来るようになるんですよね。

     
    使えない窓をつくらないことによるさらなるメリット


    その1:断熱性能が高くなる

     
    窓が少なくなるということは、

    イコール壁の数が多くなるということでもあります。

    となると、窓よりも断熱性能に優れた断熱材が

    施工される箇所がより多くなるということになります。

    その結果、必然的に断熱性能は高くなります。

     
    その2:収納力をよりアップさせやすくなる
     

    窓が少なくなり、壁が多く出来るということは、

    室内側も壁面積が増えるということになります。

    となると、より収納を充実させやすくなります。

     

    収納力は、いかに床面積を多くつくったか?

    で決まるものではなく、

    いかに壁面をうまく利用出来たか?

    によって決まるものです。

     

    それゆえ、収納をより充実させるためには、

    収納の中によりたくさんの壁をつくってやり、

    かつ天井までの高さを有効利用してやる必要があります。

     

    また、収納だけじゃなく部屋にしても、

    壁面をしっかりつくっておけば、

    家具なども置きやすくなるし、

    棚なども設置しやすくなり、

    余った空間をより有効利用しやすくなります。

     

    その3:外壁を汚れにくく出来る

     

    窓が少なくなることによる3つ目のメリットは、

    外壁の汚れも少なく出来るということです。

     

    というのも、外壁の汚れの最大の原因は窓だからです。

    窓の上に貯まった土ぼこりが、

    雨によって垂れ流されることによって出来る垂れジミですね。

     

    外から見て窓が少ない家は、

    汚れも目立ちにくい家ということでもあります。

    つまり外観を長く美しく保ちやすくなるし、

    もっと長い目で見た時、

    外壁の塗り替えにかかるであろうメンテンンス費用も、

    より少なく抑えることも出来るようになります。

     

    いかがでしたか?

    窓のつくり方に工夫ができれば、

    以上のようなメリットをもたらしてくれるようになります。

     

    窓がたくさんあるから、

    明るくて開放的な家になるわけではありません。

    窓がたくさんあるから、

    風通しがいい家になるわけでもありません。

     

    逆に、窓が少ないから、

    暗くて閉塞感のある家になるわけでもありませんし、

    風通しが悪い家になるわけでもありません。

     

    この事実をご理解いただき、

    より少ないコストで、

    よりいい家を建てていただければと思います。

     

    ぜひ参考にしてください!

  • 【Study】これからの家づくりで大切な事

    「コンクリートの値段がけっこう上がったんで、

    基礎工事の値段をちょっと上げてもらえませんか?」

     

    先日、基礎屋さんから

    このようなご相談があったのですが、

    ここ最近、コンクリートだけに限らず、

    建築資材の価格が徐々に上がってきています。

     

    また、耐震や断熱を含め、

    国が指定する建築の基準が、

    どんどん厳しくなっていっていることから、

    以前に比べて、そもそもの建築コスト自体も

    高くなっているのが現在の家づくりです。

     

    そして、それに加えて、

    消費税がさらにアップしたため

    つい5年前と比べても、家づくりに対する負担が、

    ずいぶんと大きくなってきているのが現実ではないでしょうか?

     

    まー、今回の増税に関しては、

    以前の増税の反動による消費冷え込みを反省して、

    増税前に建てても、増税後に建てても、

    ほぼ差がない様な対策をしてくれているので、

    単純に増税分負担が増えるわけではないんですけどね。

     

    このような物価の上昇に連動して、

    賃金も上がっていっているならば、

    これはこれで、ほぼほぼ問題のない話なのかもしれません。

     

    しかしながら、実際のところ、


    年々、所得が上がっていっている

    という実感をお持ちである方が、

    一体どれくらいいらっしゃるでしょうか?

     

    あるいは、以前の日本のように、

    これからも安定して所得が上がり続けるという希望を

    一体どれくらいの方がお持ちなのでしょうか?

     

    家づくりも時代に合わせてしなければいけない

     

    材料のアップや基準のアップ、

    そして税のアップによって、

    建築コストはどんどん上がっていっているのに対し、

    所得が思うように上がっていなかったり、

    今後も上がる見込みが薄いと思われるならば、

    現実的に考えると、家を持つに当たって、

    負担を減らすことをしっかり考える必要があります。

     

    そして、家に関して、

    品質を落とさず、それを実現するためには、

    面積を小さくすることが欠かせない要素となります。

     

    しかしながら、いくつかの理由から、

    家を小さくするということに対する抵抗感が拭えず、

    多くの方が、結局、家にお金をかけ過ぎてしまうことになります・・

     

    理由その1:みんながそうしているから

     

    家を建てようと思うと、

    誰もが、住宅展示場や完成見学会に行かれると思います。

    そして、そこで目にするのが、

    同じような間取りのお家です。

    また、同じような広さのお部屋です。

     

    1階には広いリビングの他に和室があって・・

    2階には寝室と人数分の子ども部屋があって・・

    各部屋に、それぞれ収納がある上に、

    大容量のウォークインクローゼットや納戸もあって・・

    ご主人専用の書斎があって・・

    奥さん専用の家事室があって・・

    自分たち用の玄関の他に来客用の玄関があって・・

     

    といったお家です。

    これらの要素が実現されているお家を見続けていった結果、

    夢と理想ばかりが膨らみ、

    多少経済的な負担を背負ってでも、

    当たり前のように自分たちの家にも、

    これらの要素を求めるようになります。

     

    理由その2:家を坪数で判断してしまうから

     

    そして、家が大きくなってしまう2つ目の理由が、

    「家はこれぐらいあるものだ」という固定概念です。

     

    「最低でも30坪はあるものだ、出来れば40坪ぐらいは欲しい」

    このようにお考えの方が、

    数多くいらっしゃると思います。

     

    おそらく、こうなってしまう理由は、

    “みんながそうしているから”ということが、

    一番多きな理由だと思いますが、

    それだけの大きさが、

    暮らし的にも予算的にも必要なものなのかどうか、

    イマイチ深く考えずに決めつけてしまっていませんか?

     

    理由その3:虚栄心から

     

    最後に、3つ目の理由として、

    “小さな家を建てることが恥ずかしい”

    ということも少なからずあるのではないかと思います。

     

    みんなより小さな家になってしまうことに対して、

    変に劣等感を抱いてしまったり、

    カッコ悪いことだと思ってしまうということですね。

     

    また、家だけに限らず土地に関しても、

    出来るだけ広く買いたいという感情を、

    誰しもが少なからずお持ちなのではないでしょうか?

     

    そして、冷静に自分自身の予算と照らし合わせが出来なくなり、

    適正な予算を遥かにオーバーした買い物をしてしまう・・・

    というわけです。

     

    家づくりは、あなた自身にとっての

    適正な予算の範囲内で行うべきです。

     

    それゆえ、まずは、

    あなたにとっての適正な予算を資金計画を、

    今だけじゃなくもっと先のことまで見据えた上で行い、

    土地や家に一体いくらかけられるのか?を知っていただき、

    その範囲内で出来る家づくりをしてください。

     

    そして、家を考える時、

    決して家の面積にはこだわわないようにしてください。

    たとえ、周りのみんなよりも

    面積の小さな家になったとしても、

    設計次第で、より暮らしやすく

    より開放的な家にすることも出来れば、

    よりオシャレでより高級感溢れる家にすることも出来ます。

     

    ということで、“家はこういうものである”

    という固定概念に縛られて、

    家を負担にしてしまうことのないよう、

    充分注意して家づくりを行っていただければと思います!

  • 【Study】平屋にする理由と2階建てにする理由

    弊社では、家づくりの依頼を受けた時、

    敷地が広さ的にも法令的にも大丈夫であるならば、

    平屋にすることをまず基本として、

    間取りプランを考えるようにしています。

     

    そして、その実現が難しい場合に限って、

    2階に部屋を乗せていくようにしています。

     

    というのも、

    これから先の暮らしのことを考えると、

    平屋である方が、あなたにとって、

    圧倒的に多くのメリットがもたらされるからです。

     
    まず、当たり前のことですが、

    平屋は2階建てよりも、


    耐震面において優れています。

     

    平屋が2階建てよりも耐震で優れている理由

    その1:平屋は上からの荷重が少ないから

    一般的な2階建て住宅の場合、

    2階に寝室や子供部屋といった部屋が配置されるし、

    スペースが余りがちな2階に、

    納戸やクローゼットなどが作られることになります。

     

    つまり、2階は部屋が細かく仕切られることになるため、

    柱や壁の分量が必然的に多くなり、

    1階に比べて2階の方が重くなりがちである

    ということになります。

     

    また、暮らしの中心となるリビングダイニングを、

    明るく開放的にしたいという要望から、

    1階には大きな窓が設置されるのが一般的ですが、

    窓を多く作れば作るほど、

    その分耐震の壁が少なくなってしまうことになります。

     

    この結果、一般的な2階建て住宅は、

    必然的に耐震バランスが悪くなってしまうというわけです。

     

    その2:平屋は風の抵抗を受けにくいから

     

    家は、地震の時だけ揺れるのではなく、

    日常的に受ける風によっても揺れているのですが、

    もちろん、この風の抵抗も、

    平屋に比べると、2階建ての方が、

    より多く受けることになります。

     

    ましてや、先程ご説明させていただいたように、

    2階部分は柱や壁も多く、

    重くなりがちであることから、

    より一層、風の抵抗を受けることになります。

     

    そして、この継続的な揺れが、

    徐々に、耐震金物を緩めていくことになるため、

    当初計算していた耐震強度を、

    保てなくなっていってしまう・・というわけです。

     

    その3:平屋は車両の通行による振動の影響も受けにくいから

     

    また、日常的な風の抵抗を受けるのと同じように、

    車両の通行によっても家は揺れます。

    幹線道路に沿った土地で家を建てる場合などは、

    重量車両も通行するようになるため、なおのことですね。

     

    そして、この揺れによってもまた、

    耐震金物が緩んでしまうため、

    当初計算していた耐震強度を保てなくなっていってしまう・・

    というわけです。

     

    このような理由から、

    耐震面において、平屋は2階建てよりも優れている

    というわけなんですよね。

     

    まー、実際地震が起こった時も、

    平屋の方が、地震から受けるダメージそのものも、

    2階建てに比べて少ないのは間違いないので、

    その後の暮らしの安心度合いも違うでしょうし、

    地震によるダメージの補修も、

    2階建てに比べて少ないのではないでしょうか?

     

    そういった点からも、

    2階建てありきで家を考えるのではなく、

    「まず基本は平屋から」始めるようにしていただければと思います。

  • 【Study】家を大きくすることの落とし穴

    リビングは広ければ広いほどいいから出来るだけ広く・・

    収納もたくさんあればあるほどいいから出来るだけ多く・・

    もしもの時のために和室もつくっておきたいし、

    時には、ゆっくり1人でこもれる書斎も欲しい・・

    寝室も広いほど良さそうだし、子供部屋も人数分は必要だし・・

     

    当たり前のことですが、

    こういったご要望を全て叶えていこうとすると、

    家がどんどん大きくなっていきます。

     

    しかし、少し考えてみてください・・・

    あなたやあなたの兄弟や姉妹は、

    あなたのご実家で過ごしているのでしょうか?

     

    もし、過ごしていないとしたら、

    あなたやあなたの兄弟や姉妹が使っていた部屋は、

    一体現在どのような状態になっているでしょうか?

     

    そして、もしあなたのお子さんたちも、

    いずれ、あなたと同じように家を出て行き、

    建てた後の半分以上もの期間を、

    たった2人だけで過ごすだけとしたら、

    果たして、そんなの大きな家は必要なのでしょうか?


     

    もちろん、この問いに対する答えは、

    人それぞれであると思いますが、

    今回は、家が大きくなることによる

    金銭的な側面についてお伝えさせていただくので、

    この点も含めて、ご自身の家づくりにについて

    考えてみていただければと思います。

     

    家の価格の安い高いを判断する指標として、

    家の価格を床面積で除して計算する“坪単価”があります。

    そして、この坪単価の特徴は、

    家の面積が大きくなればなるほど安くなるというコトです。

     

    例えば、60万円のキッチンを購入するとして、

    もしあなたが建てる家の面積が20坪の家なら、

    キッチンにかかる坪単価が3万円なのに対し、

    30坪の家になるとしたら2万円となり、

    40坪の家になるとしたら1.5万円となります。

     

    当然のことですが、

    同じ価格の商品を買ったとしても、

    家の面積が大きくなればなるほど、

    面積に対する商品が閉めるコストの割合が、

    安くなるということですね。

     

    しかしながら、家面積が大きくなれば、

    坪単価が安くなり、

    一見割安に家が建てられるように気がしてしまいますが、

    家づくりでは、これが大きな落とし穴となります。

     


    坪単価が安い家とは、

    言い換えるならば、家の面積が大きな家というわけです。

    そして、家の面積が大きくなるということは、

    結局、家の見積り総額は高くなります。

     

    坪単価は65万円するけど、

    家の面積が30坪の家と、

    坪単価は55万円と10万円安いけど、

    家の面積が40坪と10坪大きい家では、

    65×30=1950万円に対し、

    55×40=2200万円となり、

    総額にして250万円も差があるということですね。

     

    また、家の面積が大きくなるということは、

    電気代も、その分高くなってしまうのですが、

    この電気代は、終わりがある住宅ローン違い、

    一生払い続けていくことになる生涯ローンなので、

    大きな差を生むことになりかねません。

     

    さらに、家が大きくなれば、

    固定資産税もそれに連動して高くなってしまうし、

    大きな家にするために、

    土地も広くせざるを得なくなってしまうかもしれません。

     

    その結果、土地代も高くなるし、

    土地が広くなれば、外構工事費用も高くなるし、

    土地にかかり続ける固定資産税までも高くなってしまいます。

     

    このように、無駄に家を大きくしようとしてしまうと、

    あらゆる面のコストの負担が大きくなってしまいます。

     

    家づくりで大切なことは、

    最初にかかるイニシャルコストのことだけじゃなく、

    電気代や固定資産税、

    それからメンテナンスコストや将来の増改築のことまで

    同時に考えてするべきであるということです。

     

    少子高齢化が進み、

    先行きが不透明なこれからの社会の中でも、

    ずっと豊かに暮らしていくことが出来るようにするためにも、

    今回の記事を参考にしながら、

    家づくりにかけるコストについて、

    建てる前に真剣に考えてみていただければと思います。

  • 【Study】泥棒が嫌がる家

    昔の家は玄関の鍵なんてかけなかった・・”

    近所にどんな人が住んでいるのかを、

    しっかり把握していた時代は、

    そんな状態が当たり前だったと、

    たびたび耳にすることがあります。

     
    しかしながら、時代の経過と共に、

    地域のコミュニティが希薄になってしまった現在では、

    とてもじゃないけど、

    こういうわけにはいかないのではないでしょうか?

     
    それゆえ、毎日を安心して過ごしていくようにするためにも、

    昔に比べて、防犯対策を自分自身で万全にしておくことが、

    家づくりでは欠かせない要素となります。


    ありがちな一軒家を思い浮かべてみてください・・


     その家は、1階の日当たりが良い場所に大きな窓がありますね。

    そこは、間違いなくリビングです。

    裏に回って目線の高さに窓があれば、そこはキッチンです。

    さらに、キッチンから近い場所にある小さな窓は、

    トイレや洗面そしてお風呂に通じているでしょう。

    丁寧に格子まで付けてくれていれば100%確定です。

     

    2階はベランダに面していくつか窓があり、

    そのうちのどれかが主寝室で、あとは子供部屋ですね。

    そして、部屋とは高さがそろわない窓があれば、

    そこが間違いなく階段というわけです。

     

    いくら、敷地がブロック塀やフェンスに囲まれているとはいえ、

    外から窓を見ただけで、

    こんなに簡単にある程度間取りが分かってしまう家は、

    果たして防犯性の高い家と呼べるでしょうか?

     

    少子高齢化の流れを受けて、

    今後、文化や価値観が違う外国人が

    もっともっと増えていくことが予想される中で、

    本当に安心して暮らしていくことが出来る家なのでしょうか?

     
    では、玄関ドアを施錠することは当たり前として、

    他に、一体どのような防犯対策が考えられるでしょうか?


    防犯カメラを設置する。

    警備会社と契約をする。

    窓には強化ガラスを使う。

    玄関ドアの鍵を何重にも設定する。

    敷地の塀を高くし有刺鉄線をつける。

     
    このように、いくつかのアイデアは出てくることでしょう。

    しかし、1つだけ意外と思い浮かばないアイデアがあります。


    それは、そもそも“家の形を見直す”ということです。

    弊社では、外観から大きな窓を一切なくした家を

    よくご提案させていただきます。

    こうすることで、外から家の中を想像することが難しくなり、

    防犯性能を高めることが出来ます。

     

    もちろん、その分窓がなくなるというわけではなく、

    別の形で窓をつくることによって、

    光や風の通り道はしっかりと確保しています。

     

    大きな窓を外壁から無くしてしまえば、

    敷地のブロックや植栽などによって、

    外からの視線を遮断する必要もなくなります。

     

    つまり、外壁がそのまま塀の役割までも

    同時に果たしてくれるため、

    庭に掛ける無駄なコストを

    大幅にカットしてくれるというわけですね。

     

    また、先程ご紹介させていただいた

    いくつかのアイデアのような

    余分なコストを掛けてまでして、

    家の防犯性を高める必要もなくなるため、

    その分もコストもカットすることが出来ます。

     

    もし、あなたが、

    外から見た時、窓がほとんどない

    外観がズバ抜けてカッコイイ家を、

    ただ単にデザイン性だけを重視した家だと、

    勘違いされていらっしゃるならば、

    一度弊社の住まいをご覧いただければと思います。

     

    防犯性も含めたその機能性の高さと合理的な考え方に、

    きっと驚かれるはずですから・・

  • 【Study】洗濯作業をストレスフリーでこなす方法

    洗濯作業は、同じフロアで全てが完結出来れば、

    ずいぶんと手間が楽になります。


    つまり、1階に洗面脱衣室があるならば、

    干場も片付ける収納も1階にある方が合理的ですし、

    2階に干場や収納をつくるとしたら、

    洗面脱衣室も2階にある方が合理的であるということですね。

     

    そして、それを実現するために、

    1階にあるキッチンや洗面脱衣室に勝手口を設置し、

    外構工事で隣の家との間にテラスをつくるという方法があります。

    2階のベランダまで洗濯物を干しに行くのに比べると、

    遥かに動線が短くなりますからね。

     

    ですが、この方法は、

    本当に洗濯作業の手間を楽にしてくれるのでしょうか?

     

    給湯器から距離が離れ過ぎると、

    お湯が出るまでの時間が余分にかかってしまうという理由から、

    今の家の間取りは、

    キッチンと洗面脱衣室を近くに配置するのが一般的です。

     

    それゆえ、キッチンに勝手口があろうと、

    あるいは、洗面脱衣室に勝手口があろうと、

    洗濯物を干すまでの距離は、

    2階のベランダに比べてずいぶんと近くになります。

     

    しかし、この場合、


    後になって後悔するであろう問題点が、

    いくつか出てきてしまいます。

     
    問題点その1:完全に外に出て作業しなければいけない・・・


    この動線の場合、

    洗濯物を干す作業は、完全に外に出て行うことになります。

    となると、夏は汗だくになりながら

    洗濯物を干さないといけなくなるし、

    冬は、ブルブル震えながら洗濯物を干さないといけなくなります。

     
    問題点その2:取り込むのに手間がかかる・・・


    また、乾いた洗濯物を家の中に取り込む際、

    勝手口を通じて、

    何度も外と中とを行き来しないといけないため、

    取り込むのに手間がかかるのも、

    この間取りの、見過ごすことが出来ない問題です。

     
    問題点その3:いつもキレイにしておかないといけない・・・


    そして、もう1つの問題が、

    勝手口を出て、

    お隣さんの家との間のスペースに干すわけですから、

    必ずと言っていいほど、

    誰かに見られたり、誰かに会うであろうことです。

     

    となると、さすがにノーメイクやパジャマ姿で

    外に出て行くわけにもいかないため、

    それも考慮した上で、

    日々家事をこなさないといけなくなってしまいます。

     
    洗濯作業を合理的に楽にこなせるようにするためには?

    洗濯作業の手間を減らすためには、

    まず、干す動線を短くする必要があるのですが、

    この際、注意しなければいけないポイントは、

    わざわざ外に出て干さないといけないような場所に

    干場をつくらないということです。

     

    1階でありながら、ベランダに干す時のように、

    部屋から手を伸ばしただけで干すことが出来るとしたら、

    干す作業がとっても楽になりますよね?

     

    この動線がつくれれば、

    同時に取り込むという作業もずいぶんと楽になります。

    なんせ、室内に居ながら、

    洗濯物を取り込むことが出来るわけですからね。

     

    また、もう1つ大切なポイントは、

    いかに周囲の人たちの目に触れないよう出来るか?

    ということです。

     

    洗濯物が周囲の人たちの目に触れることがなくなれば、

    生活感が一切出なくなり、

    常に、美しい外観を維持することが出来ます。

     

    また、家族構成も分からなくなるため、

    防犯面においても安心出来るようになります。

    なんせ、洗濯物を見たら、

    職業や家族構成が分かってしまいますからね・・・

     

    そして、一切人目を気にすることがないということは、

    ノーメイクやパジャマ姿のままで、

    洗濯作業をすることが出来るということなので、

    時間帯を気にしながら洗濯作業をする必要もなくなります。

     

    これらが全て実現出来れば、

    家事の手間を減らすことが出来るだけじゃなく、

    家の景観さえも美しくすることが出来ます。

     

    もし、あなたが、

    少しでも家事の手間をカット出来る家にしたい・・

    そして、見た目も美しい家にしたい・・

    そうお考えであれば、

    これらを全て実現した弊社の住まいを、

    ぜひ見に来ていただければと思います。

     

    いつでもご案内させていただきます!

  • 【Study】家事動線の考え方!

    家事と育児に加えて、

    仕事もされている奥さんであれば、

    少しでも家事の負担を和らげたい・・

    という気持ちをお持ちだと思います。

     

    そして、家づくりをする上では、

    この家事にかかる負担を少しでも和らげるために、

    間取りや仕上げに工夫を凝らしていくのもまた、

    住宅会社が担うべき大切な役割です。

     

    しかし、それを実現するためには、

    お施主様となるあなたに、

    理解しておいていただきたいコトがいくつかあります。

     
    多くの方が、間取りを考える上で、

    必ずと言っていいほど、

    ある1つの固定概念に縛られてしまっています。


    “部屋は日当たりが良い方に配置する”

    というセオリーです。

     

    周辺環境や形といった土地が持つ条件に関係なく、

    このセオリーに従って家づくりを進めてしまった場合、

    日当たりの良し悪しに関係なく、

    なにかしらの問題や悩みを抱えることになるし、

    家事動線という点においてもまた、

    余計に手間がかかる間取りをつくりあげてしまうんですよね・・・

     
    家事動線をよくするために、

    “キッチンと洗面脱衣室を近くに配置して欲しい”

    というご要望を多くの方がお持ちだと思います。

     

    しかし、そのもう一歩先を見つめてみると、

    洗面脱衣室から洗濯干場までの距離は、

    決して近いというわけじゃないお家がほとんどではないでしょうか?

     

    もし、2階にある寝室のベランダまで

    干しに行かないといけないとしたら、

    おそらく最長の家事動線となっているのではないでしょうか?

     

    この原因は、先程お伝えさせていただいた

    “部屋は日当たりが良い方に配置する”

    という固定概念に縛られてしまっていることあります。

     

    全ての部屋を日当たりが良い方向に配置しようとすると、

    水回りは必然的に日当たりが悪い方向に配置せざるを得なくなります。

    でも、洗濯物を干す場所は、日当たりが良い場所がいい・・

     

    となると、必然的に、

    洗濯物を干しに行く動線が長くなってしまうというわけですね。

    一番北から一番南まで移動しないといけないわけですからね。

     

    しかも、日当たりを考慮すると、

    2階の方がよく当たるので、

    さらに階段まで上って干しに行くようになる・・・

    毎日毎日・・・

     

    今はまだ若いからなんとも思わないかもしれません。

    しかし、20年後、30年後はどうでしょうか?

    足腰が弱ったり、悪くなってしまったとしたらどうでしょうか?

     

    また、ヒートショックを最も起こしやすい場所は、

    お風呂や洗面脱衣なんですが、

    なのに、必ずと言っていいほど、

    一番寒くなる北側にそれらを配置するというのも、

    考えてみるとおかしいことだとは思いませんか?

     

    想像してみてください・・

     

    あなたは一体何時に寝室に寝るために行きますか?

    一体何時に起きていますか?

    一日のうち、寝る時間以外、

    どれだけの時間を寝室で過ごしますか?

     

    想像してみてください・・

     

    あなたのお子さんは、

    一体どれくらい自分の部屋を使っていますか?

    もし、自分の部屋で寝ているとしたら、

    一体何時に寝に行って、何時に起きていますか?

     

    思春期が来て、もし部屋で勉強するようになった時、

    直射日光が一日中入る続ける部屋で、

    集中して勉強出来るでしょうか?

     

    ですよね?

    これらの部屋は、決して一日中、

    日が当たっている必要なんてないですよね?

    一日を通して明るくさえあってくれればそれでいいですよね?

     

    であれば、日中も洗濯物を干しておくことが出来る

    洗面脱衣室が日当たりがいい方が、

    ずっと合理的だと思いませんか?

    花粉症に苦しむ方であればなおのことですよね?

     

    この間取りの工夫が出来れば、

    洗濯物を干しに行く家事動線も、

    ずいぶんと短く実現するコトが出来ます。

    そして、家事の手間をずいぶんとカットすることが出来ます。

     

    洗濯作業は、同じフロアで全てが完結出来れば、

    すいぶんと手間が楽になります。

    とはいえ、その工夫を間違えてしまうと、

    それはそれで別の問題が発生してしまいます。

  • 【Study】室内の開放感を出すためには!?

    リビングダイニングキッチンの開放感を

    よりアップさせようと、

    “出来るだけ天井を高くしたい”

    というご要望をお聞きすることがあります。

     

    通常、2m40cmとなる天井高を、

    15cm〜25cm高くしたり、

    あるいは、それ以上に高くして、

    構造梁をむき出しにした状態で

    天井高を設定するといった感じですね。

     

    確かに、少なからず天井を高くすることで、

    幾分、開放感はアップすることでしょう。

     

    しかし、たとえ天井を高くしたとしても、

    ただそれだけで、期待以上の開放感が出るのか?

    というと、案外そうでもない・・・

    というのが現実ではないでしょうか?

     
    では、その理由について、

    お伝えしていきたいと思います。

    理由その1:天井とドアと窓の高さが合っていないから

    たとえ天井の高さを高くしたとしても、

    室内のドアや、外に出られる大きな窓の高さを、

    天井高と同じ高さにしないと、

    ドアや窓の上に出来る壁の面積が、

    ただただ広がるだけとなり、

    空間の広がりというか、抜け感というものが全く出ません。

    それゆえ、むやみに天井を上げるよりも、

    室内のドアや、外に出られる大きな窓を

    天井の高さと合わせてやる方が、

    よっぽど開放感が出るようになるので、

    弊社では、天井の高さは一切上げずに、

    ドアと窓のサイズを標準的に天井の高さと合わせるようにしています。


    こうすることで、余分な線や凹凸が一切なくなり、

    室内空間が、とってもスッキリ見えるようになります。

    また、天井付近まで光が拡散してくれるようにもなるため、

    空間全体がムラなく明るくなるという効果もあるんですよね。

     

    どちらの方が、

    明るくて開放的な空間なのか?は、

    ご説明するまでもなく、一目瞭然ですよね??

     
    カーテンが常に閉まっているから

     いつもカーテンを閉めておかないといけないとしたら、

    それだけで開放感が大きく損なわれることになります。

    というのも、外の景色は一切見えないし、

    せっかくの光も遮断してしまうわけですからね。

    そして、結局、

    朝から電気をつけ続けないといけなくなるという

    残念な結果になってしまうんですよね。

     

    それゆえ、前回のブログでもお伝えしましたが、

    いかにカーテンをしなくていいように出来るか?

    ということも、意識しながら間取りを考える必要があります。


    こちらの住まいのように、

    リビングダイニングキッチンの窓に、

    カーテンを一切設置しなくていいとしたら、

    たくさんの光が外から入ってきます。

    そして、その光がリビングダイニング全体に拡散して広がります。

     

    また、カーテンがないことによって、

    中から外の景色や、空を眺めることが出来るようになり、

    より空間に広がりを感じることが出来ます。

    結果、開放的な空間が出来上がるというわけですね。

     
    開放感を出すために、無駄なコストを掛ける必要なんてないっ!

     
    この2つのルールさえしっかり守れていれば、

    むやみやたらに、

    リビングダイニングキッチンの床面積を広げなくても、

    また、わざわざコストアップしてまで天井を高くしなくても、

    圧倒的な開放感を感じることが出来る

    リビングダイニングキッチンにすることが出来ます。

     

    リビングダイニングキッチンは広くしたい・・

    そうお考えになるかもしれませんが、

    床面積を2帖広くすれば、

    それだけで家の価格は50万円〜60万円高くなるものです。

    4帖広くすれば、100万円〜120万円も高くなるものです。

     

    家という買い物の恐ろしいところは、

    この価格が高く感じなくなってしまうというところです・・・

    ですが、こういった負担の積み重ねが、

    あなたの後々の暮らしを脅かしていくという事実から

    決して目を背けないでください。

     

    ということで、より明るくて、

    より開放的な住まいをつくるために、

    無駄なコストは一切かける必要がない!

    ということを、しっかり覚えておいていただければと思います。

     

    無駄なお金を掛けることなく、

    住みやすく素敵なお家を手に入れてくださいねっ♪

  • 【Study】明るく開放的な家にするための2つ目の工夫

    誰しもが、太陽の光がたっぷり入ってきそうな方角には、

    大きな窓をつくりたいと思うものです。


    そして、実際家を建てる時には、

    より家が明るくなるようにと、

    太陽の光が期待出来る方角に、

    少しでも大きな窓を、少しでも多くつくられることでしょう。


    しかし、残念ながら、

    外から見た時、大きな窓がたくさんあって

    明るそうだなーと感じるお家のほとんどは、

    家の中は、そのイメージとは裏腹に、

    薄暗く閉鎖的な空間であるのが現実です・・・

     
    では、なぜそのようになってしまうのか?

    そして、その悲しい現実を回避する方法について、

    今回はお伝えしていきますね。

     
    この秘訣を知っておくことは、

    明るくて開放的なリビングダイニングキッチンを実現するために、

    欠かせないことなので、

    ぜひ参考にしていただければと思います。

     

    南側が開けている土地に家を建てる場合、

    南側には大きな窓をつくります。

    しかし、そのような土地は、

    外から家の中が丸見えになってしまうという

    問題を抱えることになってしまいます。

     

    それゆえ、その問題を解決すべく、

    丸見えとなる窓の全てにカーテンをつけます。

     
    しかも、レースカーテンで、

    その丸見えを完全に防ぐことが出来るなら、

    それほど家の中は暗くなりにくいのですが、

    現実は、光を通すレースカーテンだけでは、

    依然、家の中が丸見え状態となってしまうため、

    ドレープカーテンまで閉めてしまうことになります。

     

    また、太陽の直射日光が暑過ぎたり、

    眩し過ぎたりするため、

    ドレープカーテンどころか、

    窓のシャッターまで下ろしてしまっている家すらあります。

     

    こうなると、家の中に、

    太陽の光がほぼほぼ入ってこなくなってしまいます。

     

    そして、家の中が薄暗くなってしまい、

    結局家の中を明るくするために、

    朝からずっと電気をつけてないといけない

    家になってしまうというわけです。

     

    明るく開放的な家にはならない!

     
    ということで、

    明るく開放的なリビングダイニングキッチンにするためには、

    ずっとカーテンを閉めっぱなしにしておくような窓は、

    絶対につくらないようにしなければいけません。

     

    つまり、外から丸見えにならないような

    間取りのつくり方や窓のつくり方をしないといけない

    というわけですね。

     

    このような工夫が出来れば、

    窓から外を見たり感じたりすることが出来、

    結果、中と外がつながっているように感じるため、

    圧倒的な広がりを感じることが出来ます。

     

    また、家の中から窓を通して、

    空を眺めることが出来るようにもなるので、

    家の中に居ながら贅沢な気分で過ごすことも出来るようになります。

     

    なにより、一日を通して、

    光が安定的に室内に入ってくるため、

    安定した明るさを保ち続けることが出来るようになります。

     

    家の中に光をもたらすことは、

    窓が担う大切な役割の1つです。

    そして、家づくりで大切なことの1つが、

    この窓にしっかりと役割を果たしてもらうことです。

     

    この結果、安定的に明るくて、

    開放感溢れる住まいが出来上がります。

     

    ということで、

    外から見たら明るくて開放感があるように見えるのに、

    いざ、中に入ってみると、

    薄暗くて閉鎖的な家にならないようにするためにも、

    この真実について理解しておいていただければと思います。

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