スタッフブログ

  • 【Study】キッチンの種類を徹底解説!

    注文住宅を建てる際、

    キッチンにこだわる方が

    多くいらっしゃいます。

    キッチンで過ごす時間は長いため、

    特にこだわりたい場所ですよね。

    今回は、代表的なキッチンの種類に

    ついて解説します。
    松本市にお住まいで注文住宅における

    キッチンの仕様に迷われている方は、

    ぜひ参考にしてみてください。


    □キッチンの種類について

    キッチンは、大きく「対面キッチン(オープンキッチン)」

    と「壁付キッチン(クローズキッチン)」の2種類に分類されます。

    対面キッチンは、リビング・ダイニングを

    見渡せる作りになっているキッチンです。

    家族の状況を随時把握できるので、

    料理や洗い物をしているときに、

    お子様の様子を確認しながら作業を進められます。

    リビング・ダイニングと向かい合っているので、

    家族とコミュニケーションを取れ、

    キッチンでの作業における疎外感を和らげられます。

    一方で壁付きキッチンは、壁に沿って取り付けられている

    キッチンであるため、家族の状況は把握できません。

    しかし、対面キッチンと違ってスペースを取らないので、

    リビング・ダイニングのスペースが広くなります。

    壁付きキッチンは家族とのコミュニケーションが

    取りにくいものの、料理に集中できるので、

    料理好きの方や家事の効率化を図りたい方に

    向いていると言えます。

     
    □対面キッチンの種類について

    ここまで、対面キッチンと壁付きキッチン

    についてご紹介しました。

    どちらのキッチンが向いているかは

    家族のライフスタイルによるでしょう。

    ただ近年は、家族や小さなお子様の状況を

    把握できることから、

    対面キッチンを選ばれる方が多いです。

    しかし、対面キッチンといっても

    さまざまな種類があるのでよくわからないですよね。

    以下で代表的なものをいくつかご紹介します。


    □アイランドキッチン

    アイランドキッチンは名前の通り、

    島のような形をしたキッチンのことです。

    壁に接していないので、とても開放的です。

    また作業スペースが広いので、のびのびと調理でき、

    家族と一緒に料理するのにも向いています。

    ただ、圧倒的な存在感があり、

    部屋の中のかなりのスペースを取ってしまいます。

    アイランドキッチンを設置する場合は、

    非常に広い空間が必要です。

    また、解放感があるがゆえ、作業をしている様子が

    リビング・ダイニングから丸見えです。

    そのため、キッチンを常に綺麗に保っておかなければ、

    部屋全体が乱雑な印象になってしまうかもしれません。

    さらに、油はねによって部屋が汚れたり、

    臭いが部屋に広がりやすかったりすることが難点です。

    臭いの対策として、キッチンのすぐ上に大きな

    換気扇を配置して、臭いや煙の発生を防ぐようにすると

    良いでしょう。

     

    □ペニンシュラキッチン

    ペニンシュラとは「半島」の意味で、

    ペニンシュラキッチンはアイランドキッチンの左右を

    壁にくっつけたキッチンのことを指します。

    アイランドキッチンと同様に解放感があり、

    十分の作業スペースを確保できつつも、

    アイランドキッチンと比べて部屋のスペースを

    取りすぎないので、バランスの取れた

    キッチンであると言えます。

    また、壁が一方にあることによって、

    アイランドキッチンの難点である臭いや汚れの飛散を防げます。

     
    □セパレートキッチン

    セパレートキッチンは、壁に面したワークトップと

    独立したワークトップの2つの調理台があるキッチンです。

    一般的に、壁側のワークトップに加熱機器があり、

    もう一方にはシンクがあります。

    壁側に加熱機器が付いているがゆえに料理に集中できつつも、

    シンク側を向けばリビング・ダイニングにいる人との

    コミュニケーションも図れます。

    作業スペースが広いので、軽食やパーティーのときに

    複数人で料理をしたり、食事を楽しんだりして活用できます。

    ただ、シンクと加熱機器が離れているため、

    対面に移動するときに少し手間がかかります。

    また、移動する際に水滴が落下する場合が多々あるので、

    気になる方もいるかもしれません。

    セパレートキッチンにする場合は、

    シンクと加熱機器の動線をある程度縮めると良いでしょう。

     
    □L型キッチン

    L型キッチンは、アルファベットの「L」の文字通り、

    コンロとシンクの部分が90度で向かい合う形のキッチンです。

    L型キッチンの最大の特徴は、調理の際の動線が短く、

    調理の効率を高められるところです。

    シンクとコンロが90度に配置されているので、

    大きな移動を必要とせず、体の向きを

    変えることで両方の作業が可能になります。

    特に、コーナー部分の部分にはお皿や

    お鍋といったものを置けるので、

    手際よく調理できます。

    ただコーナー部分の収納は、

    奥行きがあるゆえに物の出し入れがしづらく、

    デッドスペースになってしまいがちです。

    せっかくの広い収納スペースを無駄にしないように、

    棚やラックを使い、デッドスペースをうまく活用

    できるシステム収納を使うと良いでしょう。

     
    □まとめ

    今回は、さまざまなキッチンの種類についてご紹介しました。

    それぞれの長所と短所を踏まえたうえで、

    ご自身のライフスタイルに合うキッチンを選ぶと良いでしょう。

    理想的なキッチンを選ぶための参考としていただければ幸いです。

    お困りのことがございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。

  • 【Study】家づくりのコストを合理的にカットする方法

    大きさが同じである家を、

    全く同じ性能でつくろうとしても、

    その価格は建てる家の形状によって異なってきます。

     

    例えば、30坪の平屋を建てる場合、

    縦横の長さが共に10mで建てる場合と、

    縦が20m・横が5mで建てる場合では、

    価格は全く異なってきます。

     

    というのも、

    縦横共に10mの家は外周の長さが40mなのに対し、

    縦20m・横5mの家は外周の長さが50mになり、

    後者の方が工事面積が大きくなってしまうからです。

     

    また、たとえ同じ面積の家であったとしても、


    家の中のドアの数が10本の家と20本の家とでは、

    ドアにかかるコストが大きく違ってきます。

     

    ドア1本にかかるコストを約35,000円だとしたら、

    仮に10本少なくすることが出来れば、

    それだけで約35万円ものコストがカット出来るというわけですね。

     

    窓もドアと同じですね。

    窓の本数が10本の家と20本の家とでは、

    窓にかかるコストが大きく違ってきますよね?

     

    ドアと違い窓はサイズや形によって

    価格がバラバラですが、

    仮に窓1本の平均価格を約5万円とした場合、

    10本違えばそれだけで約50万円も

    コストが違ってくるということになるんですよね。

     

    それゆえ、不必要であると思われる

    ドアや窓を最大現に削ることも、

    最小限のコストで最大限に豊かな家をつくるために、

    欠かせない要素なんですよね。

     
    ドアの数を減らすための2つの方法


    その1:廊下をなくす


    廊下は部屋と部屋とをつなぐためにあるのですが、

    部屋と部屋をダイレクトでつなぐことが出来れば、

    必然的に廊下はいらなくなります。

     

    そして、廊下がなくなれば、

    廊下分の面積がカットされるだけじゃなく、

    同時にドアの本数も減らすことが出来ます。

    部屋と部屋がダイレクトにつながった結果、

    別の部屋に行くために、

    一度廊下に出なくてよくなるからです。

     

    また、使い勝手をより良くするために、

    通り抜け動線をつくることがありますが、

    この動線もドアの本数を増やす原因になります。

    1つの部屋に2方向から入れるようにするからです。

     

    かつ、そのドアとドアとをつなぐ動線上は、

    常に通れるようにしないといけないため、

    必然的に荷物が置けなくなってしまいます。

     

    つまり、通り抜け動線は、

    イコール廊下をたくさんつくってしまう

    ということなのですが、

    その結果、荷物が置ける場所が減ってしまい、

    床面積のわりに収納力がない空間となってしまいます。

     

    その2:収納をまとめてつくる

     

    収納をまとめてつくれば、

    必然的にドアの本数が少なくなります。

     

    収納で大切なことは「管理しやすいこと」なのですが、

    小さな収納をあちこちにつくってしまうと、

    どこに何を置いたのかが、

    分からなくなってしまいやすくなります。

    複雑になればなるほど、記憶しておけなくなるからです。

     

    また、小さな収納の多くが、

    奥行きが深い収納だと思いますが、

    奥行きが深い収納は、

    手前の余ったスペースにモノが置けないため、

    広さの割にたいして収納出来なかったりします。

     

    あるいは、手前のスペースにまで、

    無理矢理つめこんでしまうと、

    奥に置いてあるものが分からなくなったり、

    面倒くさくて奥のものが取り出せなくなるなど、

    なおのこと管理しにくくなってしまいます。

     

    それゆえ、収納は出来るだけまとめてつくることを

    オススメさせていただいています。

    その結果、必然的に、

    収納に入るためのドアが減るというわけですね。

     
    無駄な窓のカットはさらなるコストカットにつながる

     

    窓の数を減らすためには、

    窓が果たすべき役割を

    しっかり果たしてもらえる窓をつくる必要があります。

     

    窓の役割とは、

    “光を採り込み”かつ“風を通す”ということですね。

     

    この2つを実現するためには、

    カーテンをつけなくていい窓にしないといけません。

    カーテンをつければ光が遮られるし、

    カーテンが開けられなければ風が通らないからです。

     

    カーテンがいらない窓をつくることが出来れば、

    最小限の窓で家全体に明るさをもたらすことが出来ます。

     

    逆に、カーテンありきの窓をつくってしまうと、

    窓の数を増やさないと家の中が暗くなってしまいます。

    そして、窓の数だけじゃなく、

    同時にカーテンの数まで増えることになり、

    知らない間に無駄な出費がどんどんかさんでいってしまいます。

     

    いかがですか?

     

    言われてみると確かにそうだな・・

    と思われた部分もあったのではないでしょうか?

     

    生活の質を一切落とすことなく、

    最小限のコストで最高に住みやすい家をつくるためにも、

    その秘訣の一部である

    “ドアと窓を合理的にカットする方法”を、

    ぜひ覚えておいていただければと思います。

  • 【Study】兵庫県で注文住宅をお考えの方へ|収納スペースを考えるためのポイントとは?

    新築を建てる際に、

    内装で特に重要になるのが

    収納スペースです。


    暮らしに必要な物を

    すっきりと収納できると、

    毎日の生活をより一層快適に過ごせます。

    今回は、収納を考える際に

    知っておきたいポイントについて解説します。

    収納スペースを設ける際に知っておきたい

    ポイントについて、2つご紹介します。


    1.収納の広さについて

    収納スペースを確保するうえで、

    どれくらいの広さを必要なのか、

    悩まれる方が多いのではないでしょうか。

    収納スペースの広さを決めるには、

    どれくらいの荷物を収納するのかを

    先に把握する必要があります。

    自分が持っているものを書きだし、

    何をどこに収納したいかを最初にきちんと

    計画を立ててから、収納スペースの

    大きさと場所を決めましょう。

    収納スペースの広さを考える目安としては、

    今ある持ち物の量に対して

    少し余裕があるくらいの広さにすると良いです。

    一般的に長く暮らしていると、

    荷物は必然と増えていきます。

    これからお子様が生まれる場合は、

    お子様の収納スペースも考慮に入れる必要があるでしょう。

    荷物が増えたときに困らないように、

    余裕を持って収納スペースを設計すると良いでしょう。

    また、収納スペースに取り付ける

    ドアについても気をつけたいところです。

    「充分な収納スペースを設けたのに、出入り口が狭くて

    使いづらい!」

    と後から困らないように、ドアの開け閉めの場面を

    想定して設計するようにしましょう。


    2.生活動線に合った収納

    適切な収納を設けるには、

    生活するときの生活動線を踏まえて、

    収納を有効活用できる設計にしなければなりません。

    生活動線と収納が合っていないために

    無駄なアクションが増えて、

    ストレスがたまってしまう方が多くいらっしゃいます。

    「綺麗に片づけたけどすぐに部屋が散らかってしまう」

    といった状態になるのも、

    生活動線と収納が合っていないことが原因です。

    生活動線とは、その家に暮らす人の行動パターンのことです。

    収納を決める際は、家の中で家族が

    どういう動きをするかを考えれば、

    どこに収納を配置すれば生活動線がスムーズになるかが

    わかるはずです。

    例えば、洗面所の収納を考える場合、お風呂に入ると使うタオル、

    バスタオル、下着、パジャマを置くスペースが必要です。

    生活動線を考えると、お風呂から出たときにタオルやバスタオルが

    近くにあって、

    下着やパジャマを置くところが近くにあれば、誰の手を借りる

    必要もありません。

    このように、生活動線を踏まえたうえで収納を設ければ、

    生活するうえでの負担が軽減されます。

    快適な暮らしをするために、生活動線を意識して収納を

    設けることが大切です。

     

    □おすすめの収納

    注文住宅でおすすめの収納には、

    ウォークインクローゼットやパントリー、

    壁面収納があります。

    パントリーとは、キッチンの中やキッチンに隣接するかたちで

    設置される収納のことを指します。

    主に食品や調理器具を貯蔵するためのスペースで、

    キッチンが広い場合や利用し切れていない

    無駄なスペースがある場合は、

    空いている空間を収納場所として有効活用できます。

    キッチンツールや調理器具を収納できるので、

    ごちゃごちゃしがちのキッチン回りをすっきりと

    片づけられるでしょう。

    電子レンジや炊飯器といった電化製品も収納できて、

    出し入れの利便性が高いので、家事の効率化が図れます。

    また、普段の生活で頻繁に買い物に行けない家庭にとって、

    食材を大量に収納するスペースとして活用できるので、

    買いだめにも便利です。

    ウォークインクローゼットは、

    歩いて入れるほどの大きな空間を設けたクローゼットです。

    ウォークインクローゼットは特に洋服の収納に向いていて、

    衣類だけでなく、バッグや帽子、

    小物といったファッションアイテムをすべて一カ所に収納できます。

    十分な広さがあれば、ウォークインクローゼット内で身支度

    ができるため、

    お出かけの準備も非常に楽です。

    広さによっては、衣類に限らず、スーツケースやゴルフバッグといった

    大型用品や季節用品も収納できます。

    住まいのサイズに合わせて造る壁面収納は、

    壁を有効活用した収納です。

    基本的には、壁さえあれば家中のどこにでも壁面収納を

    設置できます。

    使いたいものを必要な分だけ収納できるので無駄がなく、

    家族のライフスタイルに合わせて収納のスタイルを

    決められるのが便利です。

    新築時にはもちろん、住み始めてからも後付けで

    DIYでの設置も可能なので、

    荷物が増えて収納スペースが足りなくなったときにも対応できます。

    業者に頼まなくても自分で気軽に取り付けられるためコスパが良く、

    多くの住宅で取り入れられています。

    今回は、収納スペースを考える際のポイントと

    おすすめの収納についてご紹介しました。

    日々の生活ですっきりとした住空間で過ごすために、

    収納スペースは非常に大切です。

    満足のいく収納スペースを設けられるように、

    ぜひこの記事をお役立てください。

    ご相談やご不明なことがございましたら、

    お気軽にお問い合わせください。

  • 【Study】防犯性と家事動線の工夫

    正面に一切窓がないお家の場合


    あえて、正面に窓をつくらないようにすることで、

    家の間取りが全く分からなくなるため、

    “家の防犯性が高くなる”というメリットが生まれます。

     

    また、窓だけじゃなく、

    換気扇の外部フードやエアコンの配管や室外機、

    給湯器の本体や室外機なども、

    一切家の正面に出てこないように配慮しています。

     

    こうすることによって、

    “家の外観がより美しくなる”だけじゃなく、

    汚れの原因となるモノを全て排除出来るため、

    “長きに渡って家を美しく保ち続けやすくなる”

    というメリットまでも生まれるからです。

     

    そして、その結果、

    外部のメンテナンス周期を少しでも長く出来るようになり、

    それにかかるコストを、

    少しでも抑えることが出来るようになります。

     

    また、家が建った後、

    せっかくオシャレにつくったお家の景観を、

    さらに乱してしまうものが、


    “洗濯物”なのですが、

    弊社では、洗濯物が周囲から見えないようにも配慮しつつ

    間取りをご提案させていただいています。

     

    洗濯物が丸見えになると、

    生活感丸出しになってしまい、

    せっかくの景観が台無しになってしまうのもありますが、

    それよりも、洗濯物を見るだけで、

    その家族のことの多くが分かってしまうからです。

     

     弊社お家は、外から見えない場所に

    洗濯物を干せるようにしています。

    その理由の1つが、

    先程お伝えさえていただいた防犯面への配慮ですね。

     

    そして、もう1つの理由が、

    家事動線の短縮です。

     

    キッチンのすぐ近くに

    洗濯機がある脱衣室をつくる事が多いのですが、

    さらに、その脱衣室を“中庭”に面するようにすることで、

    脱衣室からわずか2〜3歩で洗濯物を干すことが出来ます。

     

    しかも、“中庭”の窓には、

    カーテンを設置する必要がないし、

    周囲から一切見えないように配慮してあるので、

    ずっと窓を開けた状態にしておくことが出来ます。

     

    結果、心地いい風が中庭を通り抜けてくれ、

    干してある洗濯物もよく乾きます。

     

    また、周囲から見えないということは、

    化粧をしていないことや、

    パジャマ姿であることを一切気にすることなく、

    洗濯物を干すことが出来るし、

    夜の間もずっと洗濯物を干しっぱなしにしておくことが出来るし、

    その場合でも、風でどこかに

    洗濯物が飛ばされる心配もすることもありません。

     

    乾いた洗濯物を取り込む作業も楽ですよね?

    リビングから手を伸ばせば、

    洗濯物を室内に取り込めるわけですからね。

     

    洗濯は毎日の作業です。

    しかも、子どもの年齢とともに分量が増してくるため、

    その一連の作業にとられる手間も時間も、

    よりいっそう増えていくことになります。

     

    それゆえ、これからの暮らしに、

    少しでもゆとりをつくるためにも、

    また、同時により美しい家を建てるためにも、

    ぜひF様の住まいを参考にしていただければと思います。

  • 【Study】神戸にお住まいの方へ!注文住宅をおしゃれにするポイント!

    神戸で注文住宅をお考えの方で、

    おしゃれな家にしたいとお考えの方は

    たくさんいらっしゃると思います。

     

    注文住宅のデザインを自分で考える際、

    おしゃれな家にするためのポイントを知りたいですよね。

    そこで今回は、注文住宅をおしゃれにするための、

    とっておきのコツをお伝えします。

     

    注文住宅を建てようと考えた場合、

    どのケースでも最初にするべきことは、

    自分が住みたい家をイメージすることです。

    この際、なるべくイメージがクリアになっていると良いでしょう。

    しかし、どのようにイメージすれば良いか

    イマイチ分からないという方もいらっしゃると思います。

    このような場合におすすめなのは、

    最初にざっくりとしたスタイルを決めることです。

    つまり、自分が住みたい家のスタイルのジャンルを絞るということです。

    例えば、スッキリとして洗練された雰囲気の家に住みたい方は、

    スタイリッシュな内装の家にするのがよいでしょう。

     

    他にも、自然のぬくもりのようなものを感じる家にしたいという方とっては、

    ナチュラルタイプの内装が最適かもしれません。

    さらには、忙しい日常に癒しやゆとりが欲しいという方は、

    リゾート風の内装にしてみるのはいかがでしょうか。

     

    このような理想の家のイメージは、

    家族のメンバーがそれぞれ異なるものを持っていると思います。

    そのため、まずは家族のメンバー全員で

    しっかり理想のイメージについて話し合ってみるのが良いでしょう。

    また、お子様がいらっしゃる家庭では、

    子育ての観点でもしっかり検討するのをおすすめします。

     
    それでは次に、おしゃれな家にするためのポイントを解説します。

    友人や親せきの家を訪ねた際、その家がなんとなくおしゃれな

    雰囲気だなと感じることはありませんか?

    あのおしゃれな雰囲気を醸し出している要因とはいったい何なのでしょうか。

    その答えはケースバイケースではありますが、

    ひとつ共通点として考えられるのは、デザインテイストの統一感だと思います。

     

    デザインのテイストに統一感があると、その空間全体にまとまりが出ます。

    そのまとまりのある感じが、おしゃれな雰囲気と判断する

    材料のひとつになっていると考えられるでしょう。

    例えば、家全体のデザインテイストが自然のぬくもりを

    意識したナチュラルテイストだとします。

    フローリングをはじめ、テーブルや棚などの家具も木材の

    暖かみを感じるようなデザインだったらどうでしょうか。

    きっとおしゃれな家だと感じることでしょう。

     

    このように、家の内装に統一感を持たせることで、おしゃれな印象にできます。

    他にも、家をおしゃれに見せるためのポイントがあります。

    そのひとつは、色の見え方の法則を知ることです。

    色は部屋の広さによって見え方が異なります。

    具体的には、部屋の面積が小さいと色は少し濃く見えます。

    その一方で、広い部屋の場合はより明るい色に感じるのです。

    このように、色はその部屋の面積などの要素によって少しではありますが、

    感じ方に差異が生じます。

    そのため、部屋の壁紙などの色を決める際は、

    大きめのサンプルを用いてチェックしたり、

    実際にモデルルームに訪れてどのようなカラーになるのか確認したりするのがベストでしょう。

     

    次に、家の内装をおしゃれな雰囲気にするためのポイントを具体的に解説します。

    おしゃれな雰囲気の家に共通してみられる素材の使用法や、

    素材それぞれの特徴を生かした内装設計のポイントを見ていきましょう。

    最初の項目で、最初に家全体のデザインテイストを決めることが大事でだと解説しました。

    そのテイストの中でも、ナチュラルスタイルのデザインの場合で考えてみます。

    おすすめの素材として、まずブラックウォールナット材が挙げられます。

    黒みがかったこの素材は、上品でおしゃれな雰囲気を醸し出すために一役買うことでしょう。

    手触りのなめらかで、暗めの色であるものの、

    あまり重たくなりすぎないところがブラックウォールナット材の特徴です。


    他におすすめの素材にオーク材があります。

    フローリングにオーク材を使用すると、重厚な雰囲気に仕上がります。

    このオーク材は、よく高級ホテルでも使われており、高級感のある内装に仕上げることが可能です。

    また、この素材は耐久性が高く、時間が経つにつれて味がでてきます。

    その変化を楽しめるという点でもおすすめです。

    このように、家をおしゃれな雰囲気にするために、

    フローリングなどに使われる素材にまでこだわってみるのは良い方法かもしれませんね。

     

    今回は、注文住宅をおしゃれにするためのポイントを解説しました。

    おしゃれな雰囲気にするためには、家のデザインテイストを決めたうえで、

    デザインに統一感を持たせるのがおすすめです。

    注文住宅をお考えの際はぜひこの観点にフォーカスを当てて

    デザインを考えてみてはいかがでしょうか。

     

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  • 【Study】日当たりが良い南道路を買わなかったのか?
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    家の間取りは、予算を含む要望だけでつくるものではなく、

    その土地がどんな環境であるかに大きな影響を受けます。

    また、間取りと同じように家の外観も、

    その土地がどんな環境であるかに大きな影響を受けます。

     

    本当に暮らしやすい家をつくるためには、

    周囲の状況は、切っても切り離せないものだからです。

     

    例えば、先日お引渡をさせていただいたF様は、

    土地から買って家づくりをされたのですが、

    F様が家を建てられた土地は、


    この図の中の売地Cでした。

    日当たりが良さそうであるがゆえに、

    明るくて気持ちいい家が建てられそうなAやBではなく・・


    この立地条件で注目すべきなのは、

    南側にある道路の南に建っているのが、

    ワンルームマンションであるということです。


    このマンションは3階建てで、

    かつ各階8戸ずつ、計24戸の部屋があるのですが、

    通路と玄関面が北側にあるため、

    AやBの土地は、このマンションに住む全ての人から、

    ダイレクトで見えてしまうことになります。

     
    となれば、せっかく南向きに大きな窓をつくったとしても、

    カーテンが全く開けられなくなってしまいますよね?

    そして、家の中に思っている以上に光が入ってこなくなり、

    日中ずっと薄暗い家になってしまうんですよね・・・

    開放感が感じられない閉鎖的な家になってしまうんですよね・・・


    それゆえ、F様はAやBの土地ではなく、

    あえて、もともとマンションからの視線が遮られている

    Cの土地を率先して購入されたのでした。
     

    その結果、学校までの距離や環境は全く同じであるのに、

    AやBの土地よりも250万円も安く土地を買うことが出来ました。

    つまり、住宅ローンにかかる金利も含めると

    300万円もの予算がカット出来たということになるんですよね。

     

    とはいえ、Cの土地の場合、

    誰もが頭によぎることは、

    “日が当たらないんじゃないか?”

    ということですよね?

     
    どんな土地でも家の中に光は届けられる?

     
     
    実際は窓を通して太陽の光がたっぷりと家の中に射し込んできています。

    たとえ、真南にそれほど距離を空けずして、

    普通の2階建てが建っているとしても、です。

     

    この秘密は、設計の中に存在します。

    Cの土地で家を建てる場合、

    リビングを敷地の一番南に配置しても、

    リビングに充分な光を届けることは出来ません。

     

    また、南からの採光が難しいからと、

    道路面である東に大きな窓をつくってしまうと、

    道路を挟んだ向かいのお家の方や、

    その道路を通る人たちから、

    家の中が丸見えになってしまうため、

    結局カーテンを閉じた状態の薄暗い家になってしまいます。

     

    それゆえ、明るさとプライバシーを同時に実現するために、

    リビングの配置を工夫させていただいたというわけです。

     

    F様宅のリビングの窓は、

    南に建っているお家から、

    約5.5mほど距離が空いた場所に配置させていただいています。

    太陽高度が低くなる冬でも、

    南からの光をリビングの中に採り込みやすくするためです。

     

    また、それに加えて、

    リビングには吹抜けをつくらせていただき、

    吹抜けにも、たっぷりと光が採れる窓を

    設置させていただきました。

     

    より高い位置にある2階から、

    1階に光を落とすようにすることにより、

    より安定的にリビングに光を届けるようにするためです。
     

    このように、土地が持つ環境に合わせて、

    間取りを工夫することが出来れば、

    ただ明るいだけじゃなく、

    同時にプライバシー性にも優れた

    住み心地の良い住まいをつくることが出来ます。

     

    しかも、これはF様のお家の正面なのですが、

    全く間取りが分からないと思いませんか?


    ファミリー向けのマンションに比べて、

    人の入れ替わりが激しい単身用マンションなので、

    防犯や治安面にも配慮すべきですからね。


    このように間取りや外観は、

    その土地の環境に合わせて考えることで、

    メリットを活かしつつ、

    デメリットを解消出来るものでなくてはなりません。

    本当に住みやすい住まいをつくるためにです。
     

    ということで、

    家の間取りだけを切ってとって考えるのではなく、

    間取りは土地の環境を配慮した上で、

    考えなければいけないということを、

    ご理解いただければと思います。

     

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  • 【Study】コスパに優れた家づくりのコツ?

    土地の広さがどうであるかにかかわらず、

    多くの方が、当たり前のように2階建ての家を建てられますが、

    その多くが、“総2階建て”と呼ばれる

    1階と2階の面積がほぼ同じであるお家です。

     

    その理由は、この家の建て方が、

    最もコストパフォーマンスに優れた

    割安な家が建てられるからです。

     

    また、この建て方が主流となっているということは、

    モデルハウスや見学会などで最も目にするのも、

    この建て方のお家であるため、

    誰もが、その良し悪しを深く考えることなく

    当たり前のように基準として受け入れてしまうからです。

     

    しかし、この建て方にも、

    もちろんデメリットだって存在するので、

    その点もしっかり理解しておくことが大切なんですよね。

     
    まず、この建て方にするとなると、


    寝室や子ども部屋といった居室が、

    全て2階に配置されることになります。

     

    となると、子どもたちが、

    自分たちの部屋を使いにくくなってしまいます。

    わざわざ、自分たちのモノを持ち運びするのが面倒くさいし、

    親から離れた所で1人で過ごすのは心細く怖いからです。

     

    その結果、子どもたちのモノは、

    常にリビングダイニング周辺に置かれるようになり、

    いつもキレイに保ちたいと思っているリビングダイニングは、

    いつも片付かない散らかった場所になってしまうし、

    モノに溢れているため、

    ゴチャゴチャした生活感溢れる場所になってしまいます。

     

    また、全ての居室を2階に配置してしまうと、

    将来、無駄な増築費用がかかる可能性が高くなってしまいます。

     

    将来、足腰が弱ってしまった場合、

    2階への行き来が大きな負担となるため、

    増築することによって、

    1階に部屋をつくらざるを得なくなるからです。

     

    となると、貴重な老後資金の中から、

    その費用を捻出せざるを得なくなってしまうか、

    あるいは、その資金の捻出が厳しい場合は、

    再び銀行から借金をせさるを得なくなってしまいます。

     
    この2つの問題を同時に解決する秘訣

     

    小さな子どもたちは、

    親の気配が感じられないところで遊ぼうとしないし、

    親の方だって、目が届かない所で

    子どもたちを遊ばせたくありませんよね?

     

    でも、かといって、

    わざわざリビングダインング散らかるような家にしたいとも

    誰も思わないですよね?

    出来れば、子どもが居ながらも、

    いつもスッキリキレイな状態を保ちたいと思っていますよね?

     

    であれば、“小さ目の子ども部屋を1階につくる”

    という選択肢をお持ちいただくことをオススメします。

    あなたが家を建てようと思われている土地が、

    40坪以上あれば、ほぼ実現することが出来るし、

    45坪以上あれば、確実に実現出来ます。

     

    この選択肢をお持ちいただくだけで、

    先程の2つの問題をあっさりと解決することが出来ます。

     

    1階に子ども部屋があれば、

    子どもたちの自分たちの部屋を使ってもらいやすくなるため、

    リビングダイニングをスッキリきれいに保ちやすくなるからです。

     

    また、子どもたちは、

    やがて出て行くでしょうから、

    そうなればその部屋を自分たちの部屋として使うようにすれば、

    老後が1階だけで生活することが出来るようになるからです。

     

    ただし、この選択肢を取ろうとすれば、

    どうしても建築コストは割高になってしまいます。

     

    それゆえ、建築コストが割高になろうとも、

    家そのものの総額が高くならないようにする

    工夫が必要になってきます。

     

    でも、その工夫さえ出来れば、

    最初にかかる建築コストを一切上げることなく、

    将来の無駄な増築費用をもカットすることが出来るようになるため、

    結果的に、家づくりにかかるコストを

    最少限に抑えることが出来るようになります。

     

    その工夫については、

    このブログにて都度お伝えさせていただきますので

    ぜひ定期的にお読みいただき、

    チェックしていただければと思います。

     

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  • 【Study】ハイグレードな家をローコストで建てる秘訣

    弊社が建てる家の中には、

    「中庭」をつくっているお家がありますが、

    その理由は、そうすることが、

    その土地で懸念される問題点を解決するための手段だからです。

     

    例えば、周囲が家に囲まれていたり、

    敷地の南に家が建っていたりする場合、

    近隣の家から距離を開けることなく窓をつくったとしても、

    その窓から期待通りの光を採ることが出来ません。

     

    それゆえ、そのような環境の中でも、

    しっかりと家全体に光を届けるためにも、

    近隣の家から窓までの距離を、

    充分に開けるようにする必要があります。

     

    そして、その選択肢の1つが“中庭”である

    というわけなのですが、

    とはいえ、“中庭”をつくるとなれば、

    どうしても建築コストが割高になってしまいます。

     
    なぜ、家のコストが高くなってしまうのか?

    と言うと、“中庭”をつくれば、


    壁の面積が増えてしまうことになるからです。

     

    つまり、外壁工事にかかる費用や内装工事にかかる費用、

    そして断熱工事にかかる費用などのコストが増えてしまうため、

    その分建築コストがアップしてしまうということですね。

     

    また、壁の面積が増えるということは、

    それに伴って基礎工事の面積も増えることにもなるため、

    同時に基礎工事の費用までもアップしてしまいます。

     

    これらの理由から、

    “中庭”がある家はコストが割高になってしまうわけなんですが、

    とはいえ、これからお伝えさせていただく内容さえ

    しっかりご理解いただければ、

    予算を一切上げることなく、また品質を一切落とすことなく、

    建てることが出来るんですよね。


    家の品質を一切落とさずに建築コストを抑える工夫

     

    そのためには、

    2つの工夫が必要になります。

     

    工夫1:必要以上に部屋を大きくしない

     

    まず1つ目の工夫が、

    必要以上に部屋を大きくしないということです。

    例えば、あなたは、

    寝室にどれくらいの広さを求められるでしょうか?

     

    10帖でしょうか?

    あるいは8帖でしょうか?

    あるいは6帖でしょうか?

     

    もし、あなたが、

    寝室は、ただ寝るだけのスペースだなとお考えであり、

    かつ、寝室にはベッドぐらいしか置かないのであれば、

    置かれるベッドのサイズや個数によっても違いますが、

    多くの場合、6帖もあれば充分だったりします。

    (6帖あれば、ダブルベッドを2台並べて置くことが出来ます)

     

    となると、10帖をつくるよりも

    4帖ものスペースをカット出来ることになるのですが、

    その結果、100万円〜120万円ものコストがカット出来ます。

     

    工夫2:やみくもに部屋を多くつくらない

     

    そして、2つ目の工夫は、

    やみくもに部屋を多くつくらないということです。

     

    例えば、親御さんが泊まりに来た時や、

    もしもの来客の時のために、

    和室が欲しいとおっしゃる方がいらっしゃいますが、

    “和室”って本当に必要なのでしょうか?

     

    この和室をつくるために

    6帖家の面積が増えるとしたら、

    それだけで150万円〜180万円建築コストが増えることになります。

     

    でも、それをつくったとしても、

    一体どれだけの頻度でその部屋を利用するでしょうか?

    親御さんが泊まりに来た時などは、

    子ども部屋で寝てもらうようにすれば、

    わざわざつくる必要がないような気がしませんか?

     
    家をコンパクトにする方が合理的


    この2つのコトを意識していただきつつ、

    家づくりをしていただければ、

    必然的に家がコンパクトになります。

     

    そして、その結果、

    家のコストを大幅にカットすることが出来るようになり、

    コストが上がる要因となる“中庭”をつくったとしても、

    決して驚くような金額にはなりません。

     

    また、家をコンパクトにすれば、

    必然的に光熱費もカット出来るようにもなります。

    あるいは、最小限の光熱費で、

    家全体を温度差のない快適な空間にすることが出来ます。

     

    弊社では、このような考えのもと、

    家づくりをご提案させていただいているのですが、

    もしあなたが、そんなお家が見てみたいとお考えであれば、

    いつでもご連絡いただければと思います。


    合理的で暮らしやすくオシャレな家をぜひご覧ください!

     

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  • 【Study】窓を有効活用するには!

    窓は、外からの“光”を室内に採り込むために存在します。

    窓は、外からの“風”を室内に採り込むために存在します。

    この2つの機能を果たすために

    窓は存在しているのですが、

    この2つの機能をしっかり果たしてもらうためには、

    窓のつくり方を熟考する必要があります。

     

    というのも、ただ単に窓をたくさんつくっただけで、

    その機能がうまく果たせるわけではないからです。

     

    むしろ、その機能を、

    逆に殺してしまっているお家がたくさんあるし、

    窓を多くつくればつくるほど、

    無駄に建築コストがかさんでしまうだけだからです。

     

    例えば、大きな窓をつくったとしても、

    家の中が外から丸見えになってしまうとしたら、

    そこにはカーテンを付けざるを得なくなってしまいますよね?

    となると、カーテンが光を防いでしまうことになります。

     

    また、その窓に防犯的に不安を感じてしまったり

    窓の向こうに障害物がなく風当たりが厳しそうだったり、

    直射日光の厳しい日差しがたくさん入ってきそうだとしたら、

    そこにはシャッターを付けたくなってしまいます。

     

    そして、もしそのシャッターが、

    ずっと閉められたままになってしまうとしたら?

     

    ですよね・・

    そこは壁があるのと同じなので、

    そもそも、そこに窓をつくった意味がなくなってしまう

    ということですよね?

     

    それゆえ、間取りを考える時には、

    窓の機能を殺してしまうカーテンやシャッターを、

    付けなくていいような窓の配置を考えなくてはいけません。

     

    また、位置だけじゃなく、形やサイズ、

    そして使用するガラスのことまで、

    よく考えて設置していくようにします。

     

    このように窓を考えていくと、

    窓の本数を必要最小限に抑えることが出来ます。

     

    そして、その結果、

    窓にかかる建築コストを最小限に抑えることが出来るようになります。

    また、カーテンを設置しなくていいように設計出来れば、

    カーテン費用もいらなくなるので、

    さらに建築コストを抑えることが出来るようになるんですよね。

     
    使えない窓をつくらないことによるさらなるメリット


    その1:断熱性能が高くなる

     
    窓が少なくなるということは、

    イコール壁の数が多くなるということでもあります。

    となると、窓よりも断熱性能に優れた断熱材が

    施工される箇所がより多くなるということになります。

    その結果、必然的に断熱性能は高くなります。

     
    その2:収納力をよりアップさせやすくなる
     

    窓が少なくなり、壁が多く出来るということは、

    室内側も壁面積が増えるということになります。

    となると、より収納を充実させやすくなります。

     

    収納力は、いかに床面積を多くつくったか?

    で決まるものではなく、

    いかに壁面をうまく利用出来たか?

    によって決まるものです。

     

    それゆえ、収納をより充実させるためには、

    収納の中によりたくさんの壁をつくってやり、

    かつ天井までの高さを有効利用してやる必要があります。

     

    また、収納だけじゃなく部屋にしても、

    壁面をしっかりつくっておけば、

    家具なども置きやすくなるし、

    棚なども設置しやすくなり、

    余った空間をより有効利用しやすくなります。

     

    その3:外壁を汚れにくく出来る

     

    窓が少なくなることによる3つ目のメリットは、

    外壁の汚れも少なく出来るということです。

     

    というのも、外壁の汚れの最大の原因は窓だからです。

    窓の上に貯まった土ぼこりが、

    雨によって垂れ流されることによって出来る垂れジミですね。

     

    外から見て窓が少ない家は、

    汚れも目立ちにくい家ということでもあります。

    つまり外観を長く美しく保ちやすくなるし、

    もっと長い目で見た時、

    外壁の塗り替えにかかるであろうメンテンンス費用も、

    より少なく抑えることも出来るようになります。

     

    いかがでしたか?

    窓のつくり方に工夫ができれば、

    以上のようなメリットをもたらしてくれるようになります。

     

    窓がたくさんあるから、

    明るくて開放的な家になるわけではありません。

    窓がたくさんあるから、

    風通しがいい家になるわけでもありません。

     

    逆に、窓が少ないから、

    暗くて閉塞感のある家になるわけでもありませんし、

    風通しが悪い家になるわけでもありません。

     

    この事実をご理解いただき、

    より少ないコストで、

    よりいい家を建てていただければと思います。

     

    ぜひ参考にしてください!

  • 【Study】これからの家づくりで大切な事

    「コンクリートの値段がけっこう上がったんで、

    基礎工事の値段をちょっと上げてもらえませんか?」

     

    先日、基礎屋さんから

    このようなご相談があったのですが、

    ここ最近、コンクリートだけに限らず、

    建築資材の価格が徐々に上がってきています。

     

    また、耐震や断熱を含め、

    国が指定する建築の基準が、

    どんどん厳しくなっていっていることから、

    以前に比べて、そもそもの建築コスト自体も

    高くなっているのが現在の家づくりです。

     

    そして、それに加えて、

    消費税がさらにアップしたため

    つい5年前と比べても、家づくりに対する負担が、

    ずいぶんと大きくなってきているのが現実ではないでしょうか?

     

    まー、今回の増税に関しては、

    以前の増税の反動による消費冷え込みを反省して、

    増税前に建てても、増税後に建てても、

    ほぼ差がない様な対策をしてくれているので、

    単純に増税分負担が増えるわけではないんですけどね。

     

    このような物価の上昇に連動して、

    賃金も上がっていっているならば、

    これはこれで、ほぼほぼ問題のない話なのかもしれません。

     

    しかしながら、実際のところ、


    年々、所得が上がっていっている

    という実感をお持ちである方が、

    一体どれくらいいらっしゃるでしょうか?

     

    あるいは、以前の日本のように、

    これからも安定して所得が上がり続けるという希望を

    一体どれくらいの方がお持ちなのでしょうか?

     

    家づくりも時代に合わせてしなければいけない

     

    材料のアップや基準のアップ、

    そして税のアップによって、

    建築コストはどんどん上がっていっているのに対し、

    所得が思うように上がっていなかったり、

    今後も上がる見込みが薄いと思われるならば、

    現実的に考えると、家を持つに当たって、

    負担を減らすことをしっかり考える必要があります。

     

    そして、家に関して、

    品質を落とさず、それを実現するためには、

    面積を小さくすることが欠かせない要素となります。

     

    しかしながら、いくつかの理由から、

    家を小さくするということに対する抵抗感が拭えず、

    多くの方が、結局、家にお金をかけ過ぎてしまうことになります・・

     

    理由その1:みんながそうしているから

     

    家を建てようと思うと、

    誰もが、住宅展示場や完成見学会に行かれると思います。

    そして、そこで目にするのが、

    同じような間取りのお家です。

    また、同じような広さのお部屋です。

     

    1階には広いリビングの他に和室があって・・

    2階には寝室と人数分の子ども部屋があって・・

    各部屋に、それぞれ収納がある上に、

    大容量のウォークインクローゼットや納戸もあって・・

    ご主人専用の書斎があって・・

    奥さん専用の家事室があって・・

    自分たち用の玄関の他に来客用の玄関があって・・

     

    といったお家です。

    これらの要素が実現されているお家を見続けていった結果、

    夢と理想ばかりが膨らみ、

    多少経済的な負担を背負ってでも、

    当たり前のように自分たちの家にも、

    これらの要素を求めるようになります。

     

    理由その2:家を坪数で判断してしまうから

     

    そして、家が大きくなってしまう2つ目の理由が、

    「家はこれぐらいあるものだ」という固定概念です。

     

    「最低でも30坪はあるものだ、出来れば40坪ぐらいは欲しい」

    このようにお考えの方が、

    数多くいらっしゃると思います。

     

    おそらく、こうなってしまう理由は、

    “みんながそうしているから”ということが、

    一番多きな理由だと思いますが、

    それだけの大きさが、

    暮らし的にも予算的にも必要なものなのかどうか、

    イマイチ深く考えずに決めつけてしまっていませんか?

     

    理由その3:虚栄心から

     

    最後に、3つ目の理由として、

    “小さな家を建てることが恥ずかしい”

    ということも少なからずあるのではないかと思います。

     

    みんなより小さな家になってしまうことに対して、

    変に劣等感を抱いてしまったり、

    カッコ悪いことだと思ってしまうということですね。

     

    また、家だけに限らず土地に関しても、

    出来るだけ広く買いたいという感情を、

    誰しもが少なからずお持ちなのではないでしょうか?

     

    そして、冷静に自分自身の予算と照らし合わせが出来なくなり、

    適正な予算を遥かにオーバーした買い物をしてしまう・・・

    というわけです。

     

    家づくりは、あなた自身にとっての

    適正な予算の範囲内で行うべきです。

     

    それゆえ、まずは、

    あなたにとっての適正な予算を資金計画を、

    今だけじゃなくもっと先のことまで見据えた上で行い、

    土地や家に一体いくらかけられるのか?を知っていただき、

    その範囲内で出来る家づくりをしてください。

     

    そして、家を考える時、

    決して家の面積にはこだわわないようにしてください。

    たとえ、周りのみんなよりも

    面積の小さな家になったとしても、

    設計次第で、より暮らしやすく

    より開放的な家にすることも出来れば、

    よりオシャレでより高級感溢れる家にすることも出来ます。

     

    ということで、“家はこういうものである”

    という固定概念に縛られて、

    家を負担にしてしまうことのないよう、

    充分注意して家づくりを行っていただければと思います!

お気軽にお電話・メールにてご相談下さい。
勉強会・相談会へのご参加も、スタッフ一同心よりお待ちしております。

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