スタッフブログ

  • 【Study】銀行はお金が増える所?減る所?

    “お金は手堅く貯めていきたい・・”

    誰もがこのようにお考えになると思いますが、

    では、あなたにとって手堅いお金の貯め方とは、

    一体何なのでしょうか?

     

    そして、その手堅い貯蓄先は、

    一体どれほどの恩恵をもたらしてくれるのかを、

    あなたはご存知なのでしょうか?

     

    貯蓄と言えば、真っ先に思い浮かぶのは、


    「銀行」ですよね。

     

    実際、日本人の金融資産の52.5%は、

    「現金・預金」で占められており、

    これはつまり、銀行にお金を預けておくことが、

    最も当たり前になっているということです。

     

    アメリカの現金・預金比率はわずか13%なので、

    相対的に見てみると、

    日本人がいかに銀行を信用しているのか?

    ということが、よく分かりますよね。

     

    では、現金の多くを銀行に預けておくことは、

    本当に一番賢明な選択なのでしょうか?

     

    銀行はお金が増えるところ?減るところ?

     

    あなたは、銀行の普通預金金利をご存知でしょうか?

    また、銀行の定期預金金利をご存知でしょうか?

     

    現在の銀行の普通預金金利は0.001%なのですが、

    もしあなたが、銀行にお金を預けておくことによって、

    年間で10,000円の利息を期待するとしたら、

    一体どのくらいの現金を預金しておかないといけないと思いますか?

     

    1000万円でしょうか?

    あるいは100万円でしょうか?

     

    いいえ・・・現実は?と言うと、

    とてもじゃないけど、

    その程度の貯金では利息なんてほとんどつきません。

     

    いや、むしろ時間外でお金を下ろした時の

    108円や216円の手数料の方が、

    年間でついてくる利息よりも大きいぐらいだったりします。

     

    もし、あなたが銀行に預けておくことで

    年間の利息を10,000円増やしたいと思うなら、

    銀行に約12億円も預けておく必要があります。

     

    とてもじゃないけど現実的な話ではないですよね?

    もちろん、あなただけに限らず誰しもにとってもです。

     

    であれば、前回お伝えさせていただいた、

    iDeCoに加入することで節税していった方が、

    圧倒的に少ない費用で、遥かに効率良く、

    お金を増やすことが出来ると思いませんか?

     

    なんせ、毎月23,000円積み立てていくことさえ出来れば、

    節税だけでも、

    年間で約55,000円もお金が増えるわけですからね。

     

    親世代が若かった頃の日本は、

    住宅ローン金利も高かったのですが、

    その分、預金金利も高かった時代でした。

    それゆえ、銀行にお金を預けておきさえすれば、

    確実にお金が増えていっていた時代でした。

     

    ですが、現在は、

    住宅ローン金利も格段に安くなっているものの、

    それ以上に預金金利が格段に安くなってしまっている時代です。

     

    ですから、以前と現在とでは、

    状況が違うということをしっかりと認識していただき、

    古いイメージ捕われることなく、

    正しい判断をしていっていただければと思います。

     

    大切な資産を守っていくためにも、

    正しい知識をつけて、将来のために、

    堅実に金融資産を増やしていってください。

    家を建てながらも、です!

     

    ■家づくり勉強会、見学会のご案内詳しくはこちら

  • 【Study】子育てしやすい間取り

    子育てに適した間取りにしたいと

    考えている方もおられると思います。

    子育てをうまくするためには、

    どのような点に気を付けて間取りを

    設計する必要があるのか気になりますよね。

    そこで今回は、子育てをしやすい間取りに

    ついて解説します。

    お子様がいらっしゃる方はぜひ参考にしてください。


     
    お子様が生まれて、この機会に新築を

    建てようとお考えの方は、やはり子育てが

    しやすくなるような間取りにしたいですよね。

    子育てに適した間取りやアイデアをこちらでご紹介します。


    小さな子どもは、お母さんやお父さんと

    一緒に時間を過ごすのが大好きなものです。

    思春期を迎えるまでのお子さんは特に、

    学校であったことや身近なでき事をたくさん

    両親に話したいと思っています。

    では、このお子さんの要望にかなう間取り

    とはどのようなものでしょうか。

    ひとつは、リビングやダイニングを広くすることです。

    家族団らんの場所であるリビングダイニングを

    広くすることで、家族のコミュニケーションの

    機会を増やせます。

    また、リビングに家族の共有のデスクを

    設置することも考えられます。

    子どもが学校の宿題をしたり、

    そのときに分からない箇所があれば

    親御さんが教えてあげたりと、

    親子が触れ合う時間を作り出すことが大事です。

     
    お子さんの人数や成長に応じて、

    子ども部屋づくりを考えていく必要があります。

    思春期を迎えるまでと迎えた後では、

    理想的な子ども部屋のイメージは変わってきます。

    思春期を迎える前のお子さんの場合は、

    広い子ども用スペースを設けるのがよいでしょう。

    のびのびと部屋の中で遊べるので子どもの

    成長にもプラスにはたらきます。

    思春期を迎えるころには、お子さんは

    それぞれ自分の部屋を欲しがると思います。

    そのときは、こども部屋を仕切りで

    分割することで複数の子ども

    部屋をつくるのはどうでしょうか。

    このように仕切りをうまく活用することで

    子どもの成長に合わせて子ども部屋を

    自由自在にアレンジできます。

    また、お子さんが成長して巣立ったあとは

    仕切りを外して大きな部屋に戻し、

    様々な用途で使用できます。

     
    子育てをするにあたって、

    色々な悩みが発生することもあるでしょう。

    この悩みを解消するためにも、子育てをしやすい

    家の間取りを意識することは大切です。

    例えば、こどものおもちゃや服が部屋に

    散らかってしまうという悩みに対しては、

    収納のスペースを少し広めに設計することで

    解決できます。

    子どもの成長や、子どもの数が増えることも考慮して、

    大きめの収納を確保しておくのはどうでしょうか。

    他にも、子育てが忙しくて家事が進まないと

    お悩みの方もいらっしゃるでしょう。

    この場合は、家事動線を意識した間取りを考え、

    家事の効率化を図るのがおすすめです。

    料理をするのに十分なキッチンの

    スペースを確保することや、

    洗濯物を干すのに十分な場所を設けるなど、

    具体的な策が考えられます。

    子育てばかりに気を取られずに、

    子育てと並行して家事もうまくこなせるような

    間取りにできると良いですよね。

     
    次に、子育てに適した間取りの

    実際の例をいくつかご紹介します。

     
    リビングが家族にとって居心地の

    良い空間になっていると、みんなが自然と

    そこに集まり、家族団らんの場所になります。

    具体的には、リビングをなるべく広くする、

    リビングイン階段にするなどがあります。

    リビングの中に階段があれば、

    普段から家族が顔を合わせる機会が増えて、

    お子さんとのコミュニケーションも

    より円滑になるのではないでしょうか。

    しかし、お子さんが階段で遊ぶ危険性も

    考慮する必要があります。

     
    キッチンから、家族が集まるリビングを

    見渡せるオープンな間取りにするのは、

    子どもの様子が見やすい、

    夫婦間のコミュニケーションが

    とりやすいという2点でおすすめです。

    子どもは少し目を離した隙に危ないものに

    触ってしまうなど、心配要素もあるでしょう。

    また、奥さまがキッチンで料理をしているときにも、

    旦那さまがリビングから目線を合わせながら

    会話をできます。

     
    リビング横の和室はキッズスペースにしたり、

    子どもが夜泣きしたときの仮眠部屋にしたりするなど、

    様々な用途で使用できるのでおすすめです。

    生活にメリハリをつけることもできますし、

    子ども用のスペースを作って居心地の良い空間

    を設けるのはどうでしょうか。

     
    今回は、子育てをしやすい間取りについて解説しました。

    子育てと家事をどちらもこなすには、

    子どもの成長を意識した間取りや、

    家事動線を考えた間取りを念頭に置いておくことをおすすめします。

    これから注文住宅をお考えで、

    子育ても意識しておられる方は、

    ぜひこの記事を参考にしてください。

     

    ■家づくり勉強会、見学会のご案内詳しくはこちら

  • 【Study】貯蓄を増やしながら家を建てる秘訣

    65歳以降、夫婦にかかる最低生活費は、

    約22.5万円と言われていますが、

    これには、賃料や住宅ローンといった“住居費”や、

    旅行や、子や孫への資金援助といった

    “ゆとり資金”は含まれていません。

     

    これに対し、

    会社勤めの夫と専業主婦の妻である夫婦が受け取れる年金は、

    平均で約22万円と言われているため、

    老後は、年金だけではゆとりをもって暮らしていくどころか、

    普通に暮らしていくことすらままならない・・

    ということになります。

     

    それゆえ、やがて迎える老後に備えていくために、

    以下の2つのことを実行していく必要があります。

     

    まず1つ目のことが、


    “65歳までに完済出来るように住宅ローンを組む”

    ということですね。

    つまり、65歳以降にかかる住居費を0にするということです。

     

    となると、それに合わせた資金計画を組むことはもちろん、

    その資金計画によって導き出された予算に合わせた、

    土地選びや家づくりをすることが必須となります。

     

    例えば、あなたが住みたいエリアの土地の

    標準的な価格が1000万円だとしても、

    資金計画の結果、あなたが土地に使える予算が700万円だとしたら、

    700万円の土地を購入すべきであるということですね。

     

    また、資金計画の結果、

    あなたが家に使える予算が1700万円になったとしたら、

    たとえ、あなたが2000万円の家になる

    要望をお持ちであったとしても、

    それを全て実現すべきではないということです。

     

    しかし、土地にせよ家にせよ、

    “価格を落とす=妥協する”と捉えられがちですが、

    現実は、妥協なんてすることなく、

    価格を落としながらも、

    より素晴らしい住まいを手に入れることは可能なので、

    “予算”という要望を一番大切にしていただければと思います。

     

    “貯蓄”に対する固定概念を変える必要がある

     

    そして、もう1つしていかなければいけないことが、

    “若いうちからコツコツと貯蓄していく”ということです。

    そして、そのためには、

    以下の2つを実行していただくことをオススメしています。

     

    その1:夫婦共働き

     

    経済的側面で考えると、

    たとえ夫の収入が高かったとしてても、

    専業主婦で居ることはオススメ出来ません。

     

    というのも、収入は高くなればなるほど、

    それに連動して所得税の税率が高くなり、

    思っているよりも手元にお金が残らないからです。

     

    また、収入が高くなれば、

    それに連動して支出も増えてしまうようになるため、

    中途半端に収入が高い人が、

    一番お金が残らないとも言われています・・・

     

    ということで、夫の収入の高低に関係なく、

    夫婦で家事や子育てを協力して行うことで、

    妻もしっかりと働くようにしていただければと思います。

     

    パートタイムでも構わないと思いますが、

    出来れば、会社に“厚生年金”を掛けてもらえるような条件で

    働くことが出来れば最高です。

    単純に、将来の年金額が多くなるからです。

     

    その2:貯蓄先を間違えない

     

    そして、夫婦共働きになっていただいた上に、

    やっていただきたいことが、

    夫婦でしっかりと貯蓄していくということです。

     

    共働きのご夫婦の場合、

    一番気を付けないといけないのが、

    家づくりの予算を安易に上げてしまうということです。

     

    収入合算すると、銀行から借りられるお金は増えます。

    ですが、借りられるからといって、

    住宅会社の口車に乗せられて予算を増やしてしまうと、

    もし、なんらかの事情で奥さんが働けなくなってしまったら、

    たちどころに家計が立ち行かなくなってしまいます。

     

    それゆえ、家づくりの予算は、

    ご主人の収入だけでやっていけそうな範囲で

    組んでいただきつつ、

    しっかりとやっていただきたいことが、

    “計画的に貯蓄していく”ということです。

     

    そして、貯蓄していく上で大切なことが、

    “お金が増えていくところに優先的に預ける”

    ということなのですが、

    では、どこに優先的にお金を預けていくべきなのでしょうか?

     

    個人的には、

    それは“銀行”ではなく、また“保険”でもなく、

    (この2つが優先順位が低い理由は次回お伝えさせていただきますね)

    あなたが会社勤めなのであれば、

    “個人型確定拠出年金(iDeCo)”が、

    最優先の預け先だと考えています。

     

    というのも、iDeCoは毎月23,000円を上限として、

    年金の積み立てをしていくことが出来るのですが、

    掛けた費用の全額が所得控除の対象となるからです。

    つまり、年末調整でお金が返ってくるということですね。

     

    例えば、毎月23,000円を預けていくと、

    年間で276,000円が積み立てられますが、

    もし、あなたが納めている所得税の税率が10%だとしたら、

    27,600円が年末調整で返ってくることになります。

    また、住民税の税率も約10%なのですが、

    住民税も約27,600円安くなるということになります。

     

    それゆえ、このiDeCoに夫婦そろって入っていただくこと、

    そして出来れば、

    上限である23,000円ずつ掛けていただくことが、

    最優先であるというわけですね。

    現在入っている保険を全て解約してでも、です。

     

    そして、iDeCoに加入した上で、

    次に考えていただきたいことが、

    “つみたてNISA”という制度です。

     

    ”iDeCo”と”つみたてNISA”の共通点は、

    いずれも、毎月コツコツと預けたお金を、

    投資信託によって長期的に運用していくことなのですが、

    いずれも、運用によって増えた利益に対して、

    税金がかからないというメリットを持っています。

     

    通常、銀行の利息にせよ、

    株や投資信託によって増えた運用益にせよ、

    20.315%という税金がかかります。

    (保険は受取人によってかかる税金が変わります)

    ですが、この“iDeCo”と“つみたてNISA”に関しては、

    この税金を非課税にしてくれます。

     

    それゆえ、“iDeCo”に全額掛けた上に、

    もし経済的にゆとりがあるならば、

    銀行や保険にお金を掛けるよりも先に、

    この“つみたてNISA”を検討していただくことをオススメしています。

     

    ということで、

    少し勉強が必要にはなりますが、

    資産を賢く形成していくために、

    そして、いつまでもゆとりある暮らしをし続けていくために、

    家づくりにせよ、お金の貯め方にせよ、

    世間の固定概念に縛られないようにしていただければと思います。

  • 【Study】キッチンの種類を徹底解説!

    注文住宅を建てる際、

    キッチンにこだわる方が

    多くいらっしゃいます。

    キッチンで過ごす時間は長いため、

    特にこだわりたい場所ですよね。

    今回は、代表的なキッチンの種類に

    ついて解説します。
    松本市にお住まいで注文住宅における

    キッチンの仕様に迷われている方は、

    ぜひ参考にしてみてください。


    □キッチンの種類について

    キッチンは、大きく「対面キッチン(オープンキッチン)」

    と「壁付キッチン(クローズキッチン)」の2種類に分類されます。

    対面キッチンは、リビング・ダイニングを

    見渡せる作りになっているキッチンです。

    家族の状況を随時把握できるので、

    料理や洗い物をしているときに、

    お子様の様子を確認しながら作業を進められます。

    リビング・ダイニングと向かい合っているので、

    家族とコミュニケーションを取れ、

    キッチンでの作業における疎外感を和らげられます。

    一方で壁付きキッチンは、壁に沿って取り付けられている

    キッチンであるため、家族の状況は把握できません。

    しかし、対面キッチンと違ってスペースを取らないので、

    リビング・ダイニングのスペースが広くなります。

    壁付きキッチンは家族とのコミュニケーションが

    取りにくいものの、料理に集中できるので、

    料理好きの方や家事の効率化を図りたい方に

    向いていると言えます。

     
    □対面キッチンの種類について

    ここまで、対面キッチンと壁付きキッチン

    についてご紹介しました。

    どちらのキッチンが向いているかは

    家族のライフスタイルによるでしょう。

    ただ近年は、家族や小さなお子様の状況を

    把握できることから、

    対面キッチンを選ばれる方が多いです。

    しかし、対面キッチンといっても

    さまざまな種類があるのでよくわからないですよね。

    以下で代表的なものをいくつかご紹介します。


    □アイランドキッチン

    アイランドキッチンは名前の通り、

    島のような形をしたキッチンのことです。

    壁に接していないので、とても開放的です。

    また作業スペースが広いので、のびのびと調理でき、

    家族と一緒に料理するのにも向いています。

    ただ、圧倒的な存在感があり、

    部屋の中のかなりのスペースを取ってしまいます。

    アイランドキッチンを設置する場合は、

    非常に広い空間が必要です。

    また、解放感があるがゆえ、作業をしている様子が

    リビング・ダイニングから丸見えです。

    そのため、キッチンを常に綺麗に保っておかなければ、

    部屋全体が乱雑な印象になってしまうかもしれません。

    さらに、油はねによって部屋が汚れたり、

    臭いが部屋に広がりやすかったりすることが難点です。

    臭いの対策として、キッチンのすぐ上に大きな

    換気扇を配置して、臭いや煙の発生を防ぐようにすると

    良いでしょう。

     

    □ペニンシュラキッチン

    ペニンシュラとは「半島」の意味で、

    ペニンシュラキッチンはアイランドキッチンの左右を

    壁にくっつけたキッチンのことを指します。

    アイランドキッチンと同様に解放感があり、

    十分の作業スペースを確保できつつも、

    アイランドキッチンと比べて部屋のスペースを

    取りすぎないので、バランスの取れた

    キッチンであると言えます。

    また、壁が一方にあることによって、

    アイランドキッチンの難点である臭いや汚れの飛散を防げます。

     
    □セパレートキッチン

    セパレートキッチンは、壁に面したワークトップと

    独立したワークトップの2つの調理台があるキッチンです。

    一般的に、壁側のワークトップに加熱機器があり、

    もう一方にはシンクがあります。

    壁側に加熱機器が付いているがゆえに料理に集中できつつも、

    シンク側を向けばリビング・ダイニングにいる人との

    コミュニケーションも図れます。

    作業スペースが広いので、軽食やパーティーのときに

    複数人で料理をしたり、食事を楽しんだりして活用できます。

    ただ、シンクと加熱機器が離れているため、

    対面に移動するときに少し手間がかかります。

    また、移動する際に水滴が落下する場合が多々あるので、

    気になる方もいるかもしれません。

    セパレートキッチンにする場合は、

    シンクと加熱機器の動線をある程度縮めると良いでしょう。

     
    □L型キッチン

    L型キッチンは、アルファベットの「L」の文字通り、

    コンロとシンクの部分が90度で向かい合う形のキッチンです。

    L型キッチンの最大の特徴は、調理の際の動線が短く、

    調理の効率を高められるところです。

    シンクとコンロが90度に配置されているので、

    大きな移動を必要とせず、体の向きを

    変えることで両方の作業が可能になります。

    特に、コーナー部分の部分にはお皿や

    お鍋といったものを置けるので、

    手際よく調理できます。

    ただコーナー部分の収納は、

    奥行きがあるゆえに物の出し入れがしづらく、

    デッドスペースになってしまいがちです。

    せっかくの広い収納スペースを無駄にしないように、

    棚やラックを使い、デッドスペースをうまく活用

    できるシステム収納を使うと良いでしょう。

     
    □まとめ

    今回は、さまざまなキッチンの種類についてご紹介しました。

    それぞれの長所と短所を踏まえたうえで、

    ご自身のライフスタイルに合うキッチンを選ぶと良いでしょう。

    理想的なキッチンを選ぶための参考としていただければ幸いです。

    お困りのことがございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。

  • 【Study】家づくりのコストを合理的にカットする方法

    大きさが同じである家を、

    全く同じ性能でつくろうとしても、

    その価格は建てる家の形状によって異なってきます。

     

    例えば、30坪の平屋を建てる場合、

    縦横の長さが共に10mで建てる場合と、

    縦が20m・横が5mで建てる場合では、

    価格は全く異なってきます。

     

    というのも、

    縦横共に10mの家は外周の長さが40mなのに対し、

    縦20m・横5mの家は外周の長さが50mになり、

    後者の方が工事面積が大きくなってしまうからです。

     

    また、たとえ同じ面積の家であったとしても、


    家の中のドアの数が10本の家と20本の家とでは、

    ドアにかかるコストが大きく違ってきます。

     

    ドア1本にかかるコストを約35,000円だとしたら、

    仮に10本少なくすることが出来れば、

    それだけで約35万円ものコストがカット出来るというわけですね。

     

    窓もドアと同じですね。

    窓の本数が10本の家と20本の家とでは、

    窓にかかるコストが大きく違ってきますよね?

     

    ドアと違い窓はサイズや形によって

    価格がバラバラですが、

    仮に窓1本の平均価格を約5万円とした場合、

    10本違えばそれだけで約50万円も

    コストが違ってくるということになるんですよね。

     

    それゆえ、不必要であると思われる

    ドアや窓を最大現に削ることも、

    最小限のコストで最大限に豊かな家をつくるために、

    欠かせない要素なんですよね。

     
    ドアの数を減らすための2つの方法


    その1:廊下をなくす


    廊下は部屋と部屋とをつなぐためにあるのですが、

    部屋と部屋をダイレクトでつなぐことが出来れば、

    必然的に廊下はいらなくなります。

     

    そして、廊下がなくなれば、

    廊下分の面積がカットされるだけじゃなく、

    同時にドアの本数も減らすことが出来ます。

    部屋と部屋がダイレクトにつながった結果、

    別の部屋に行くために、

    一度廊下に出なくてよくなるからです。

     

    また、使い勝手をより良くするために、

    通り抜け動線をつくることがありますが、

    この動線もドアの本数を増やす原因になります。

    1つの部屋に2方向から入れるようにするからです。

     

    かつ、そのドアとドアとをつなぐ動線上は、

    常に通れるようにしないといけないため、

    必然的に荷物が置けなくなってしまいます。

     

    つまり、通り抜け動線は、

    イコール廊下をたくさんつくってしまう

    ということなのですが、

    その結果、荷物が置ける場所が減ってしまい、

    床面積のわりに収納力がない空間となってしまいます。

     

    その2:収納をまとめてつくる

     

    収納をまとめてつくれば、

    必然的にドアの本数が少なくなります。

     

    収納で大切なことは「管理しやすいこと」なのですが、

    小さな収納をあちこちにつくってしまうと、

    どこに何を置いたのかが、

    分からなくなってしまいやすくなります。

    複雑になればなるほど、記憶しておけなくなるからです。

     

    また、小さな収納の多くが、

    奥行きが深い収納だと思いますが、

    奥行きが深い収納は、

    手前の余ったスペースにモノが置けないため、

    広さの割にたいして収納出来なかったりします。

     

    あるいは、手前のスペースにまで、

    無理矢理つめこんでしまうと、

    奥に置いてあるものが分からなくなったり、

    面倒くさくて奥のものが取り出せなくなるなど、

    なおのこと管理しにくくなってしまいます。

     

    それゆえ、収納は出来るだけまとめてつくることを

    オススメさせていただいています。

    その結果、必然的に、

    収納に入るためのドアが減るというわけですね。

     
    無駄な窓のカットはさらなるコストカットにつながる

     

    窓の数を減らすためには、

    窓が果たすべき役割を

    しっかり果たしてもらえる窓をつくる必要があります。

     

    窓の役割とは、

    “光を採り込み”かつ“風を通す”ということですね。

     

    この2つを実現するためには、

    カーテンをつけなくていい窓にしないといけません。

    カーテンをつければ光が遮られるし、

    カーテンが開けられなければ風が通らないからです。

     

    カーテンがいらない窓をつくることが出来れば、

    最小限の窓で家全体に明るさをもたらすことが出来ます。

     

    逆に、カーテンありきの窓をつくってしまうと、

    窓の数を増やさないと家の中が暗くなってしまいます。

    そして、窓の数だけじゃなく、

    同時にカーテンの数まで増えることになり、

    知らない間に無駄な出費がどんどんかさんでいってしまいます。

     

    いかがですか?

     

    言われてみると確かにそうだな・・

    と思われた部分もあったのではないでしょうか?

     

    生活の質を一切落とすことなく、

    最小限のコストで最高に住みやすい家をつくるためにも、

    その秘訣の一部である

    “ドアと窓を合理的にカットする方法”を、

    ぜひ覚えておいていただければと思います。

  • 【Study】兵庫県で注文住宅をお考えの方へ|収納スペースを考えるためのポイントとは?

    新築を建てる際に、

    内装で特に重要になるのが

    収納スペースです。


    暮らしに必要な物を

    すっきりと収納できると、

    毎日の生活をより一層快適に過ごせます。

    今回は、収納を考える際に

    知っておきたいポイントについて解説します。

    収納スペースを設ける際に知っておきたい

    ポイントについて、2つご紹介します。


    1.収納の広さについて

    収納スペースを確保するうえで、

    どれくらいの広さを必要なのか、

    悩まれる方が多いのではないでしょうか。

    収納スペースの広さを決めるには、

    どれくらいの荷物を収納するのかを

    先に把握する必要があります。

    自分が持っているものを書きだし、

    何をどこに収納したいかを最初にきちんと

    計画を立ててから、収納スペースの

    大きさと場所を決めましょう。

    収納スペースの広さを考える目安としては、

    今ある持ち物の量に対して

    少し余裕があるくらいの広さにすると良いです。

    一般的に長く暮らしていると、

    荷物は必然と増えていきます。

    これからお子様が生まれる場合は、

    お子様の収納スペースも考慮に入れる必要があるでしょう。

    荷物が増えたときに困らないように、

    余裕を持って収納スペースを設計すると良いでしょう。

    また、収納スペースに取り付ける

    ドアについても気をつけたいところです。

    「充分な収納スペースを設けたのに、出入り口が狭くて

    使いづらい!」

    と後から困らないように、ドアの開け閉めの場面を

    想定して設計するようにしましょう。


    2.生活動線に合った収納

    適切な収納を設けるには、

    生活するときの生活動線を踏まえて、

    収納を有効活用できる設計にしなければなりません。

    生活動線と収納が合っていないために

    無駄なアクションが増えて、

    ストレスがたまってしまう方が多くいらっしゃいます。

    「綺麗に片づけたけどすぐに部屋が散らかってしまう」

    といった状態になるのも、

    生活動線と収納が合っていないことが原因です。

    生活動線とは、その家に暮らす人の行動パターンのことです。

    収納を決める際は、家の中で家族が

    どういう動きをするかを考えれば、

    どこに収納を配置すれば生活動線がスムーズになるかが

    わかるはずです。

    例えば、洗面所の収納を考える場合、お風呂に入ると使うタオル、

    バスタオル、下着、パジャマを置くスペースが必要です。

    生活動線を考えると、お風呂から出たときにタオルやバスタオルが

    近くにあって、

    下着やパジャマを置くところが近くにあれば、誰の手を借りる

    必要もありません。

    このように、生活動線を踏まえたうえで収納を設ければ、

    生活するうえでの負担が軽減されます。

    快適な暮らしをするために、生活動線を意識して収納を

    設けることが大切です。

     

    □おすすめの収納

    注文住宅でおすすめの収納には、

    ウォークインクローゼットやパントリー、

    壁面収納があります。

    パントリーとは、キッチンの中やキッチンに隣接するかたちで

    設置される収納のことを指します。

    主に食品や調理器具を貯蔵するためのスペースで、

    キッチンが広い場合や利用し切れていない

    無駄なスペースがある場合は、

    空いている空間を収納場所として有効活用できます。

    キッチンツールや調理器具を収納できるので、

    ごちゃごちゃしがちのキッチン回りをすっきりと

    片づけられるでしょう。

    電子レンジや炊飯器といった電化製品も収納できて、

    出し入れの利便性が高いので、家事の効率化が図れます。

    また、普段の生活で頻繁に買い物に行けない家庭にとって、

    食材を大量に収納するスペースとして活用できるので、

    買いだめにも便利です。

    ウォークインクローゼットは、

    歩いて入れるほどの大きな空間を設けたクローゼットです。

    ウォークインクローゼットは特に洋服の収納に向いていて、

    衣類だけでなく、バッグや帽子、

    小物といったファッションアイテムをすべて一カ所に収納できます。

    十分な広さがあれば、ウォークインクローゼット内で身支度

    ができるため、

    お出かけの準備も非常に楽です。

    広さによっては、衣類に限らず、スーツケースやゴルフバッグといった

    大型用品や季節用品も収納できます。

    住まいのサイズに合わせて造る壁面収納は、

    壁を有効活用した収納です。

    基本的には、壁さえあれば家中のどこにでも壁面収納を

    設置できます。

    使いたいものを必要な分だけ収納できるので無駄がなく、

    家族のライフスタイルに合わせて収納のスタイルを

    決められるのが便利です。

    新築時にはもちろん、住み始めてからも後付けで

    DIYでの設置も可能なので、

    荷物が増えて収納スペースが足りなくなったときにも対応できます。

    業者に頼まなくても自分で気軽に取り付けられるためコスパが良く、

    多くの住宅で取り入れられています。

    今回は、収納スペースを考える際のポイントと

    おすすめの収納についてご紹介しました。

    日々の生活ですっきりとした住空間で過ごすために、

    収納スペースは非常に大切です。

    満足のいく収納スペースを設けられるように、

    ぜひこの記事をお役立てください。

    ご相談やご不明なことがございましたら、

    お気軽にお問い合わせください。

  • 【Study】防犯性と家事動線の工夫

    正面に一切窓がないお家の場合


    あえて、正面に窓をつくらないようにすることで、

    家の間取りが全く分からなくなるため、

    “家の防犯性が高くなる”というメリットが生まれます。

     

    また、窓だけじゃなく、

    換気扇の外部フードやエアコンの配管や室外機、

    給湯器の本体や室外機なども、

    一切家の正面に出てこないように配慮しています。

     

    こうすることによって、

    “家の外観がより美しくなる”だけじゃなく、

    汚れの原因となるモノを全て排除出来るため、

    “長きに渡って家を美しく保ち続けやすくなる”

    というメリットまでも生まれるからです。

     

    そして、その結果、

    外部のメンテナンス周期を少しでも長く出来るようになり、

    それにかかるコストを、

    少しでも抑えることが出来るようになります。

     

    また、家が建った後、

    せっかくオシャレにつくったお家の景観を、

    さらに乱してしまうものが、


    “洗濯物”なのですが、

    弊社では、洗濯物が周囲から見えないようにも配慮しつつ

    間取りをご提案させていただいています。

     

    洗濯物が丸見えになると、

    生活感丸出しになってしまい、

    せっかくの景観が台無しになってしまうのもありますが、

    それよりも、洗濯物を見るだけで、

    その家族のことの多くが分かってしまうからです。

     

     弊社お家は、外から見えない場所に

    洗濯物を干せるようにしています。

    その理由の1つが、

    先程お伝えさえていただいた防犯面への配慮ですね。

     

    そして、もう1つの理由が、

    家事動線の短縮です。

     

    キッチンのすぐ近くに

    洗濯機がある脱衣室をつくる事が多いのですが、

    さらに、その脱衣室を“中庭”に面するようにすることで、

    脱衣室からわずか2〜3歩で洗濯物を干すことが出来ます。

     

    しかも、“中庭”の窓には、

    カーテンを設置する必要がないし、

    周囲から一切見えないように配慮してあるので、

    ずっと窓を開けた状態にしておくことが出来ます。

     

    結果、心地いい風が中庭を通り抜けてくれ、

    干してある洗濯物もよく乾きます。

     

    また、周囲から見えないということは、

    化粧をしていないことや、

    パジャマ姿であることを一切気にすることなく、

    洗濯物を干すことが出来るし、

    夜の間もずっと洗濯物を干しっぱなしにしておくことが出来るし、

    その場合でも、風でどこかに

    洗濯物が飛ばされる心配もすることもありません。

     

    乾いた洗濯物を取り込む作業も楽ですよね?

    リビングから手を伸ばせば、

    洗濯物を室内に取り込めるわけですからね。

     

    洗濯は毎日の作業です。

    しかも、子どもの年齢とともに分量が増してくるため、

    その一連の作業にとられる手間も時間も、

    よりいっそう増えていくことになります。

     

    それゆえ、これからの暮らしに、

    少しでもゆとりをつくるためにも、

    また、同時により美しい家を建てるためにも、

    ぜひF様の住まいを参考にしていただければと思います。

  • 【Study】神戸にお住まいの方へ!注文住宅をおしゃれにするポイント!

    神戸で注文住宅をお考えの方で、

    おしゃれな家にしたいとお考えの方は

    たくさんいらっしゃると思います。

     

    注文住宅のデザインを自分で考える際、

    おしゃれな家にするためのポイントを知りたいですよね。

    そこで今回は、注文住宅をおしゃれにするための、

    とっておきのコツをお伝えします。

     

    注文住宅を建てようと考えた場合、

    どのケースでも最初にするべきことは、

    自分が住みたい家をイメージすることです。

    この際、なるべくイメージがクリアになっていると良いでしょう。

    しかし、どのようにイメージすれば良いか

    イマイチ分からないという方もいらっしゃると思います。

    このような場合におすすめなのは、

    最初にざっくりとしたスタイルを決めることです。

    つまり、自分が住みたい家のスタイルのジャンルを絞るということです。

    例えば、スッキリとして洗練された雰囲気の家に住みたい方は、

    スタイリッシュな内装の家にするのがよいでしょう。

     

    他にも、自然のぬくもりのようなものを感じる家にしたいという方とっては、

    ナチュラルタイプの内装が最適かもしれません。

    さらには、忙しい日常に癒しやゆとりが欲しいという方は、

    リゾート風の内装にしてみるのはいかがでしょうか。

     

    このような理想の家のイメージは、

    家族のメンバーがそれぞれ異なるものを持っていると思います。

    そのため、まずは家族のメンバー全員で

    しっかり理想のイメージについて話し合ってみるのが良いでしょう。

    また、お子様がいらっしゃる家庭では、

    子育ての観点でもしっかり検討するのをおすすめします。

     
    それでは次に、おしゃれな家にするためのポイントを解説します。

    友人や親せきの家を訪ねた際、その家がなんとなくおしゃれな

    雰囲気だなと感じることはありませんか?

    あのおしゃれな雰囲気を醸し出している要因とはいったい何なのでしょうか。

    その答えはケースバイケースではありますが、

    ひとつ共通点として考えられるのは、デザインテイストの統一感だと思います。

     

    デザインのテイストに統一感があると、その空間全体にまとまりが出ます。

    そのまとまりのある感じが、おしゃれな雰囲気と判断する

    材料のひとつになっていると考えられるでしょう。

    例えば、家全体のデザインテイストが自然のぬくもりを

    意識したナチュラルテイストだとします。

    フローリングをはじめ、テーブルや棚などの家具も木材の

    暖かみを感じるようなデザインだったらどうでしょうか。

    きっとおしゃれな家だと感じることでしょう。

     

    このように、家の内装に統一感を持たせることで、おしゃれな印象にできます。

    他にも、家をおしゃれに見せるためのポイントがあります。

    そのひとつは、色の見え方の法則を知ることです。

    色は部屋の広さによって見え方が異なります。

    具体的には、部屋の面積が小さいと色は少し濃く見えます。

    その一方で、広い部屋の場合はより明るい色に感じるのです。

    このように、色はその部屋の面積などの要素によって少しではありますが、

    感じ方に差異が生じます。

    そのため、部屋の壁紙などの色を決める際は、

    大きめのサンプルを用いてチェックしたり、

    実際にモデルルームに訪れてどのようなカラーになるのか確認したりするのがベストでしょう。

     

    次に、家の内装をおしゃれな雰囲気にするためのポイントを具体的に解説します。

    おしゃれな雰囲気の家に共通してみられる素材の使用法や、

    素材それぞれの特徴を生かした内装設計のポイントを見ていきましょう。

    最初の項目で、最初に家全体のデザインテイストを決めることが大事でだと解説しました。

    そのテイストの中でも、ナチュラルスタイルのデザインの場合で考えてみます。

    おすすめの素材として、まずブラックウォールナット材が挙げられます。

    黒みがかったこの素材は、上品でおしゃれな雰囲気を醸し出すために一役買うことでしょう。

    手触りのなめらかで、暗めの色であるものの、

    あまり重たくなりすぎないところがブラックウォールナット材の特徴です。


    他におすすめの素材にオーク材があります。

    フローリングにオーク材を使用すると、重厚な雰囲気に仕上がります。

    このオーク材は、よく高級ホテルでも使われており、高級感のある内装に仕上げることが可能です。

    また、この素材は耐久性が高く、時間が経つにつれて味がでてきます。

    その変化を楽しめるという点でもおすすめです。

    このように、家をおしゃれな雰囲気にするために、

    フローリングなどに使われる素材にまでこだわってみるのは良い方法かもしれませんね。

     

    今回は、注文住宅をおしゃれにするためのポイントを解説しました。

    おしゃれな雰囲気にするためには、家のデザインテイストを決めたうえで、

    デザインに統一感を持たせるのがおすすめです。

    注文住宅をお考えの際はぜひこの観点にフォーカスを当てて

    デザインを考えてみてはいかがでしょうか。

     

    ■家づくり勉強会のご案内⇒詳しくはこちら

    ■完成見学会のご案内⇒詳しくはこちら

  • 【Study】日当たりが良い南道路を買わなかったのか?
    image

    家の間取りは、予算を含む要望だけでつくるものではなく、

    その土地がどんな環境であるかに大きな影響を受けます。

    また、間取りと同じように家の外観も、

    その土地がどんな環境であるかに大きな影響を受けます。

     

    本当に暮らしやすい家をつくるためには、

    周囲の状況は、切っても切り離せないものだからです。

     

    例えば、先日お引渡をさせていただいたF様は、

    土地から買って家づくりをされたのですが、

    F様が家を建てられた土地は、


    この図の中の売地Cでした。

    日当たりが良さそうであるがゆえに、

    明るくて気持ちいい家が建てられそうなAやBではなく・・


    この立地条件で注目すべきなのは、

    南側にある道路の南に建っているのが、

    ワンルームマンションであるということです。


    このマンションは3階建てで、

    かつ各階8戸ずつ、計24戸の部屋があるのですが、

    通路と玄関面が北側にあるため、

    AやBの土地は、このマンションに住む全ての人から、

    ダイレクトで見えてしまうことになります。

     
    となれば、せっかく南向きに大きな窓をつくったとしても、

    カーテンが全く開けられなくなってしまいますよね?

    そして、家の中に思っている以上に光が入ってこなくなり、

    日中ずっと薄暗い家になってしまうんですよね・・・

    開放感が感じられない閉鎖的な家になってしまうんですよね・・・


    それゆえ、F様はAやBの土地ではなく、

    あえて、もともとマンションからの視線が遮られている

    Cの土地を率先して購入されたのでした。
     

    その結果、学校までの距離や環境は全く同じであるのに、

    AやBの土地よりも250万円も安く土地を買うことが出来ました。

    つまり、住宅ローンにかかる金利も含めると

    300万円もの予算がカット出来たということになるんですよね。

     

    とはいえ、Cの土地の場合、

    誰もが頭によぎることは、

    “日が当たらないんじゃないか?”

    ということですよね?

     
    どんな土地でも家の中に光は届けられる?

     
     
    実際は窓を通して太陽の光がたっぷりと家の中に射し込んできています。

    たとえ、真南にそれほど距離を空けずして、

    普通の2階建てが建っているとしても、です。

     

    この秘密は、設計の中に存在します。

    Cの土地で家を建てる場合、

    リビングを敷地の一番南に配置しても、

    リビングに充分な光を届けることは出来ません。

     

    また、南からの採光が難しいからと、

    道路面である東に大きな窓をつくってしまうと、

    道路を挟んだ向かいのお家の方や、

    その道路を通る人たちから、

    家の中が丸見えになってしまうため、

    結局カーテンを閉じた状態の薄暗い家になってしまいます。

     

    それゆえ、明るさとプライバシーを同時に実現するために、

    リビングの配置を工夫させていただいたというわけです。

     

    F様宅のリビングの窓は、

    南に建っているお家から、

    約5.5mほど距離が空いた場所に配置させていただいています。

    太陽高度が低くなる冬でも、

    南からの光をリビングの中に採り込みやすくするためです。

     

    また、それに加えて、

    リビングには吹抜けをつくらせていただき、

    吹抜けにも、たっぷりと光が採れる窓を

    設置させていただきました。

     

    より高い位置にある2階から、

    1階に光を落とすようにすることにより、

    より安定的にリビングに光を届けるようにするためです。
     

    このように、土地が持つ環境に合わせて、

    間取りを工夫することが出来れば、

    ただ明るいだけじゃなく、

    同時にプライバシー性にも優れた

    住み心地の良い住まいをつくることが出来ます。

     

    しかも、これはF様のお家の正面なのですが、

    全く間取りが分からないと思いませんか?


    ファミリー向けのマンションに比べて、

    人の入れ替わりが激しい単身用マンションなので、

    防犯や治安面にも配慮すべきですからね。


    このように間取りや外観は、

    その土地の環境に合わせて考えることで、

    メリットを活かしつつ、

    デメリットを解消出来るものでなくてはなりません。

    本当に住みやすい住まいをつくるためにです。
     

    ということで、

    家の間取りだけを切ってとって考えるのではなく、

    間取りは土地の環境を配慮した上で、

    考えなければいけないということを、

    ご理解いただければと思います。

     

    ■家づくり勉強会のご案内⇒詳しくはこちら

    ■完成見学会のご案内⇒詳しくはこちら

  • 【Study】コスパに優れた家づくりのコツ?

    土地の広さがどうであるかにかかわらず、

    多くの方が、当たり前のように2階建ての家を建てられますが、

    その多くが、“総2階建て”と呼ばれる

    1階と2階の面積がほぼ同じであるお家です。

     

    その理由は、この家の建て方が、

    最もコストパフォーマンスに優れた

    割安な家が建てられるからです。

     

    また、この建て方が主流となっているということは、

    モデルハウスや見学会などで最も目にするのも、

    この建て方のお家であるため、

    誰もが、その良し悪しを深く考えることなく

    当たり前のように基準として受け入れてしまうからです。

     

    しかし、この建て方にも、

    もちろんデメリットだって存在するので、

    その点もしっかり理解しておくことが大切なんですよね。

     
    まず、この建て方にするとなると、


    寝室や子ども部屋といった居室が、

    全て2階に配置されることになります。

     

    となると、子どもたちが、

    自分たちの部屋を使いにくくなってしまいます。

    わざわざ、自分たちのモノを持ち運びするのが面倒くさいし、

    親から離れた所で1人で過ごすのは心細く怖いからです。

     

    その結果、子どもたちのモノは、

    常にリビングダイニング周辺に置かれるようになり、

    いつもキレイに保ちたいと思っているリビングダイニングは、

    いつも片付かない散らかった場所になってしまうし、

    モノに溢れているため、

    ゴチャゴチャした生活感溢れる場所になってしまいます。

     

    また、全ての居室を2階に配置してしまうと、

    将来、無駄な増築費用がかかる可能性が高くなってしまいます。

     

    将来、足腰が弱ってしまった場合、

    2階への行き来が大きな負担となるため、

    増築することによって、

    1階に部屋をつくらざるを得なくなるからです。

     

    となると、貴重な老後資金の中から、

    その費用を捻出せざるを得なくなってしまうか、

    あるいは、その資金の捻出が厳しい場合は、

    再び銀行から借金をせさるを得なくなってしまいます。

     
    この2つの問題を同時に解決する秘訣

     

    小さな子どもたちは、

    親の気配が感じられないところで遊ぼうとしないし、

    親の方だって、目が届かない所で

    子どもたちを遊ばせたくありませんよね?

     

    でも、かといって、

    わざわざリビングダインング散らかるような家にしたいとも

    誰も思わないですよね?

    出来れば、子どもが居ながらも、

    いつもスッキリキレイな状態を保ちたいと思っていますよね?

     

    であれば、“小さ目の子ども部屋を1階につくる”

    という選択肢をお持ちいただくことをオススメします。

    あなたが家を建てようと思われている土地が、

    40坪以上あれば、ほぼ実現することが出来るし、

    45坪以上あれば、確実に実現出来ます。

     

    この選択肢をお持ちいただくだけで、

    先程の2つの問題をあっさりと解決することが出来ます。

     

    1階に子ども部屋があれば、

    子どもたちの自分たちの部屋を使ってもらいやすくなるため、

    リビングダイニングをスッキリきれいに保ちやすくなるからです。

     

    また、子どもたちは、

    やがて出て行くでしょうから、

    そうなればその部屋を自分たちの部屋として使うようにすれば、

    老後が1階だけで生活することが出来るようになるからです。

     

    ただし、この選択肢を取ろうとすれば、

    どうしても建築コストは割高になってしまいます。

     

    それゆえ、建築コストが割高になろうとも、

    家そのものの総額が高くならないようにする

    工夫が必要になってきます。

     

    でも、その工夫さえ出来れば、

    最初にかかる建築コストを一切上げることなく、

    将来の無駄な増築費用をもカットすることが出来るようになるため、

    結果的に、家づくりにかかるコストを

    最少限に抑えることが出来るようになります。

     

    その工夫については、

    このブログにて都度お伝えさせていただきますので

    ぜひ定期的にお読みいただき、

    チェックしていただければと思います。

     

    ■家づくり勉強会のご案内⇒詳しくはこちら

    ■完成見学会のご案内⇒詳しくはこちら

お気軽にお電話・メールにてご相談下さい。
勉強会・相談会へのご参加も、スタッフ一同心よりお待ちしております。

TEL:0120-12-2439

イベント案内無料個別相談会

無料個別相談会

E-BOOKダウンロード

totop