ここ1、2年で
建築費が300万円〜500万円ほど
上がってしまたため、
これから家を建てる方は単純に
その分予算が上がってしまうわけですが、
とはいえ、インフレは食料品や日用品といった
日常生活に密接したものにも
大きな影を落としているため、
単純に上がった分だけ返済負担を上げる
という選択を取るのは
かなり勇気がいることだと思います。
インフレによって
今後所得が上がっていく
可能性があるとしても、
実際に所得に反映されるまでは
けっこうなタイムラグがあるでしょうし、
今後は社会保険や税金なども
容赦無く上がり続けていくのは
ほぼ間違いなさそうですしね。
そんなわけで、
ここからはこれから家を建てる方に
資金計画を立てる前に
やってもらいたいことついて
お伝えしていきたいと思います。
これらを知り、かつ実行するかどうかで
きっと今後、金銭的にも気持ち的にも
大きな差が生まれることは間違いないので、
まずは知識を頭に入れてください。
家を持ちながらも
金銭的にも気持ち的にも
充分なゆとりを持っていただくためには、
まずは家計を見直すことによって
「貯蓄資金」を少しでも多く
つくらなければいけません。
そして、その「貯蓄資金」の大部分を
分散しつつ長期にわたって
コツコツと積み立ていかなければいけません。
つまり、家計の見直しによって出来た
「貯蓄資金」の多くを
無難に銀行に預けるのではなく、
「長期積立投資」に回すべきだ
ということですね。
長期積立投資に回す理由は、
長期間になればなるほど
お金が雪だるま式に増える
「複利」の力が最大化していくから。
そして、短期的、中期的には
アップダウンを繰り返す株式市場も、
過去のデータを見る限り
長期的に見れば右肩上がりで進んでいくので、
目先の動きを気にせず
積み立て方式で買い続けていけば、
自然とお金が増えていくような
仕組みになっているから。
そして、なによりその増える割合が、
過去のデータが実証しているように
0.001%(普通預金金利)や
0.01%(定期預金金利)という
銀行の預金金利はもちろん、
1%前後の住宅ローン金利よりも
圧倒的に高いからですね。
こんにちは😊
エイジングハウススタッフの河村 真奈江です。
まだまだ寒い日が続きておりますが、皆様お変わりありませんでしょうか。
モデルハウスも全館空調の床下暖房が大活躍し、玄関に入ってすぐも暖かく、無垢からも心地よい暖かさを感じております🌿
2020年に発生したコロナウイルスによる
経済的な大混乱を防ぐべく、
世界中の中央銀行が
市場にたくさんのお金を放出したこと、
そして流通にも多大なる支障が出たことで
2021年からインフレが起こり、
原材料の多くを輸入に頼る建築業界も
その影響を大きく受け、
コロナ前と比較すると
約20%ほど建築費が高騰しました。
金額に換算すると
300万円〜500万円ほどの値上がりであり、
これを35年ローンに換算すると
毎月1万円〜1.5万円ほどの負担増です。
もちろん、ピーク時に比べて
木材価格も落ち着きつつあることから、
他の材料の値上がりがしばらく続いたとしても
今以上に建築費が上がることは
なさそうな気はしているのですが、
とはいえ、一旦上がってしまった
原材料価格や人件費は
そう簡単には安くならないと思うので、
これから家を建てる方は、
建築費はこのまま高止まりした状態が
続くことを前提として
家づくりの計画を立てざるを得ない
というのが現実だと思います。
そんなわけで、こんな状況下でも
これから先ずっと
お金の不安なく暮らし続けるためには
どのように家づくりをすべきなのかについて
順を追ってお伝えしていきたいと思います。
個人的には、
1.マイホームがあることで
暮らしが格段に豊かになること。
2.マイホームがあることで
もしものことが起こったとしても
家族を守ってあげられること。
3.マイホームがあることで
今後さらに高騰する電気料金の
心配をしなくてよくなること。
この3つの理由から
マイホームを持った方がいい
と思っているのですが、
その持ち方次第で
これからの人生が大きく変わる
と言っても過言ではないので、
より良い方向に進んでいただくために
知識を身につけていただきたいと考えています。
本格的に家づくりを進めるにあたり、
真っ先にやることが「資金計画」です。
資金計画とは、
どのように資金調達を行い、
その調達した資金を
土地、家、外構、その他諸々の経費に
それぞれいくらずつ振り分けていくのか
を決めていく作業です。
例えば、
あなたが家づくりのために
貯めたお金が200万円あり、
家を建てるにあたり親御さんが
300万円贈与してくれるとしたら
あなたが準備出来る自己資金は
500万円ということになり、
あなたが払っていけそうな額から
逆算した借入が3400万円だとしたら、
あなたの総予算は3900万円
ということになりますよね。
前回、家のコストを抑えるためには
なるだけ広くつくりたいと思っている
LDK(リビングダイニングキッチン)とて
むやみやたらに広げようとせず
適切な広さにすべきだというお話を
させていただいたのですが、
なるだけたくさんつくりたいという
声をよくお聞きする「収納」とて
つくればつくるほど
コストに跳ね返ってくるため、
適切なつくり方を知る必要があります。
人は余白があればそこを埋めたくなる
という性質を持っているので、
収納をつくればつくるほど
さらにモノが増えて
余計に片付けにくくなるかもしれませんしね。
そんなわけで今回は
コストと機能性のバランスが取れた
収納をつくるために
知っておいていただきたい
2つのコトについて
お伝えしていきたいと思います。
いずれもコストを上げずに
収納力をアップさせるための
基礎知識なので
ぜひ最後までお付き合いください。
コストをアップさせずに
収納力だけをアップさせるためには、
「床面積」を増やさず、
「壁面積」だけを増やすように
しなければいけません。
例えば、一般的に収納の奥行きは
91cmでつくられることが多いのですが、
生活の中心となるLDK付近には
こんなに奥行きが深い収納は必要ありません。
リビングにせよ、
ダイニングにせよ、
キッチンにせよ、
細々としたものが多いし、
昔に比べて全てのものが
薄型化しているからです。
そのため、本来LDK付近には、
持ち物をより管理しやすくするために
奥行きの浅い収納をつくるべきなのですが、
では、そんなのお構いなしで
昔ながらの奥行きが深い収納ばかり
つくってしまった場合、
一体どうなるのでしょうか?
わずか1、2年前と比べても
建築費が20%ほど上がってしまった現在、
その負担を少しでも軽減するためには、
家の面積を圧縮する他ありません。
そして、そのためには、
前回お伝えしたように
「なくてもいい場所」を削ると同時に、
部屋の広さはもちろん、
収納の広さまでも
「一体どれくらいが適切なのか」
を知らなければいけません。
というわけで今回は、
「適切な広さ」について
お伝えしていきたいと思います。
寝室や子供部屋はもちろん、
みんなが広くつくりたいと思っている
LDK(リビングダイニングキッチン)
に関しても、必要以上に広くつくれば
その分コストに直結してしまうので、
LDKに関しても言及していきますね。
寝室に広さは必要なのか?
寝室は、文字通り
「寝るだけの部屋」であり、
実際、家で過ごす時間の大部分を
リビングに費やしていると思います。
また、現在の家は昔の家に比べて
収納も充実しており、
実家にあるようなタンスやドレッサーを
寝室に置く必要もないし、
テレビも薄型&壁掛けになってことで
テレビを置く場所も必要ありません。
それどころか、そもそもテレビ自体が
必要なくなってきているぐらいですしね。
そのため、基本寝室には
ベッドぐらいしか置かないという前提で
広さを算出するので十分ではないでしょうか。
そして、そう考えると、
置くベッドの数とサイズによるものの、
セミダブルを2台並べて置いたり、
シングルとダブルを並べて置くのであれば、
実は6帖もあれば十分だったりします。
子供部屋に関しても、
全くをもって広くつくる必要は
ないのではないでしょうか。
その最大の理由は、
子供たちはやがて家を出ていき、
その部屋は基本
「空き部屋」となるからです。
そのため、そのうち訪れる思春期に備えて
部屋はつくってあげた方がいいものの、
そこに多大なコストを割く必要は
全くないのではないでしょうか。
個人的には、最大で4.5帖、
コストカットのためであれば、
3.75帖でも全然良くて、
お子さんが3人以上居て、
それぞれに部屋をつくってあげたい
とお考えであるのなら、
一人当たり3帖で全然良いぐらいの
お考えを持っておいていただくことを
オススメしています。
皆さんこんにちは(^^)
エイジングハウス アドバイザーの山口愛です!
毎日寒い日がつづいておりますが、皆様体調に変わりはございませんでしょうか??
私が今、ブログを書いているのが12月25なんとクリスマスです(*^^*)
皆様サンタさんは来ましたか??
私のところにも、今年はサンタさんがきて、switchのスーパーマリオワンダーが届きました♡
早く冬休みにやりたいです!!
さて、先週末に、私の担当物件のお引渡しがなんと3件もございました!
お引渡しがゴールで、最後という訳ではないのですが、次のお約束をずっとしてきてたお施主様と、
次のお約束がなくなるのは本当に寂しいです(:_;)
どのお家も、唯一無二のお家となり、本当に素敵なお家に仕上がりました!
自分の気に入った家を持つことが出来ると、
日々の暮らしが
これまで以上に豊かに感じられるので、
私たち住宅会社は
出来る限りお客様の理想を叶えたい
と思っているのですが、
家づくりで常に私たちの前に
立ちはだかるのが、理想と現実
との間に生じるギャップです。
つまり、気持ちを考えると
全てを叶えてあげたいと思う反面、
ローン返済や家計のことを考えると、
そういうわけにもいかないため、
その落とし所をどうするのかに
常に頭を抱えているというわけです。
ネットを開けば
夢が膨らむ情報が氾濫しているし、
建てる家の基準は
どんどん高くなっていくし、
それに追い討ちをかけるように
インフレの影響もモロに受けている中、
それに逆行するように
減っていっているのが手取り金額
というのが社会の現実ですからね。
というわけで今回は、
こんな時代の中
家のコストを増やさないようにする
たった1つの方法について
お伝えしていきたいと思います。
これは間違いなく
家のコストが落ちる最善の手段なんですが、
今回の記事をご理解いただいていないと
実行するのが難しいので、
なんとなく受け入れてしまっている
常識をリセットする意味でも
ぜひ最後まで読んでいただけると幸いです。
必要最小限を心がける
家のコストを抑えるために
最も必要なことは、
「建てる家のサイズを抑える」
ということです。
家のコストは
使う材料や品質よりも
面積によって左右されやすいからです。
また、仕上げはSNSの普及によって、
品質は国が定める基準の向上によって、
抑えることが難しくなっているからです。
そのため、家を建てる時には、
面積を数字だけで判断しない
ということを心がけていただきたい
というのが私たち住宅会社の本音です。
かつ、家の面積が小さくなれば、
1坪あたりの建築コスト(坪単価)も
必然的に割高になるため、
その辺も同時に
ご理解いただけると助かります。
では、家のサイズを抑えるためには
具体的にどのように考えていけば
いいのでしょうか。
もちろん、サイズを抑えたことで
暮らしやすさや使いやすさが
劣化したのでは全く意味がないので、
それらを一切失わないようにしつつ
実現することが大前提となります。
なくてもいいものを考える
まず初めに考えるべきは、
「これってなくてもいいのでは?」
と思う場所を考えるということです。
前回、美しい外観は、
環境に配慮しながら
合理的に間取りをつくることによって
必然的に得られるという
お話をさせていただいたのですが、
家の正面は人目に晒され、
また自分たちも
必ず毎日見る方向であることから
とりわけそのデザインに
配慮すべき場所ではないでしょうか。
そのため、弊社では
どの方位が家の正面になろうとも
家の顔となる正面が美しく、
かつその美しさが
なるだけ持続するように
外観を考えているわけですが、
では具体的に、
そのためにはどのようにし
それにどのような効果を
期待しているのかについて
今回はお伝えしていきたいと思います。
美しい正面をつくるためには
そもそも景観を損なう恐れがあるものを
正面につくらないことが大前提となるのは
もはや言うまでもないと思います。
・不均一な窓(勝手口含む)
・換気扇の外部フード
・エアコンの室外機と配管カバー
・給湯器
・樋(とい)
などが景観を損なう恐れとなるものですね。
そのため、正面に窓をつくらずとも
風が通るような住まいにすること、
水回りを家の正面に配置しないこと、
エアコンの位置まで考えながら
間取りを考えること、
給湯器の位置も踏まえた上で
水回りの位置を考えること、
太陽光発電を設置することや
樋の落ち口まで考えながら
屋根の形状を考えること、
これら全てを動線や要望と並行して
考えていく必要があるんですよね。
家の見た目が美しくなれば、
間違いなくその家で住むことが
よりいっそう楽しくなると思います。
遊びに来た友達からは
褒められるどころか
きっと羨ましがられるでしょうし、
見ず知らずの人にまで
褒められるでしょうしね。
こんにちは!
エイジングハウスの木村 綾希子です。
最近は気温差が激しく感じますが、体調にお変わりないでしょうか🍀
気が付けば12月ですね!年明けも近いようです…
さて、とある日のお昼ご飯ですが
なんと、井福さんが釣って捌いてくださったカンパチとタイのお造りでした✨
造りだけでなく、しゃぶしゃぶも...
採光の手段を
外周面だけに限定すると、
家のコストが下がりやすいものの、
土地のコストと外構のコストが
逆に上がりやすくなります。
土地のコストが上がる理由は、
充分な採光を確保するためには
隣に建つ家から適度な距離が必要なため、
その分広めに土地を買わないと
いけなくなるからであり、
外構が高くなる理由は、
土地が広くなる分
施工面積が増えると同時に、
防犯性の強化のために
塀や目隠しなどに余分なコストを
投じざるを得なくなるからです。
つまり、採光の手段を
外周面だけに限定した家の建て方は、
家の施工面積が抑えられる分
家のコストは安くなるものの、
その見返りとして
土地代と外構代が高くつき、
逆に家づくり全体のコストが
高くつきやすいというわけですね。
また、外周面だけで
採光を確保するという手段は、
外観が窓だらけになってしまうことから、
「外観を美しくつくりにくい」
という副作用も発症します。
結果、それを補うために
さらに外構工事に
予算を注ぎ込むことになり、
更なる負担増を招きかねないという
建てる前には気付きにくい
落とし穴に直面しやすくなります。
そんなわけで、
これから家を建てようとお考えの方には、
もっと間取りづくりを
柔軟に考えていただきたい
と思っている次第です。
結果的に美しくなる
「中庭」をつくると家が高くなる。
この意見は事実であり、
実際、中庭をつくることによって
施工面積が増えることから、
家のコストは確実に高くなります。
しかし、一方で
下がるコストがあることもまた
一つの事実です。
例えば、土地のコスト。
土地のコストが下がる理由は、
中庭から採光をとるという
手段を取ることによって
隣に建つ家を気にせず
家を建てることが出来るからです。