スタッフブログ

  • 【Study】図面と違う
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    「現場が図面と違うんですけど。やり直してください!!」

    なんて事は昔は有りました。

    でも最近はほとんどない。

    でも多くの会社はこの事件で頭を痛めている事だろうと思います。

    そもそもこのような事が起きるのか??

    事細かな打ち合わせをお客様相手に行うからでしょう!!

    寸法まで含めた事を打ち合わせして、それを図面化する。

    問題が起きないために図面に「承認印」までいただく。

    そこまですると図面の寸法と現場が違うとすぐにトラブル発生となる

    のは想像するに簡単です。

    その物の本質の話だけで終わらせておけば何の問題も起きません。

    飾り棚とかの打ち合わせなどもなにを飾るのか??ぐらいで

    あとは任せていただけば問題が起きる事はありません。

    それを棚の高さに長さに幅にとかの細かな寸法を聞きながら決めていき

    図面化してお客様にも提出するなんて事を行うからお客様は現場で寸法を当たるって事になる。

    「2ミリ小さい!!これは図面と違う!!」

    なんて事になり、図面通りの修正をするみたいな事になったりするわけです。

    図面が全てではないのですが寸法が違うから要求と違うって事なんでしょう。

    飾るものが飾れないとかだったら分かりますが、大勢には影響はないはずです。

    ラーメン屋で

    「俺のラーメンは他より麺が3グラム少ない!!」

    なんて事になったらそれは麺のグラム数が表示されているからになりますね。

    そんな事を気にしてまで食べないし、どんぶり毎に差がある店なんてすぐに存在しなくなるはずです。

    プロにはプロの仕事がある。

    図面なんて仕事のレシピみたいなものでそれはプロが確認するだけでいいわけです。

    それをお客様に確認していただく事でリスクの分散をするプロはプロではない。

    打ち合わせをするから修正が起きるわけですが、それを誰も気が付かない。

    家は完成品を買うわけで工事途中を見ながら修正するものではないです。

    乱暴なブログだと思われる人も居ると思いますが、

    自信が無いプロが「図面通りですよ」って言いたいがために

    与えた図面で墓穴を掘るのが今の住宅業界なんですね!!

    量産メーカーが作り出した、恐ろしい世界だと思います。

    素人集団ですからね!!

  • 【Study】ランニングコスト
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    家づくりは建設費(イニシャルコスト)とは

    別に維持費(ランニングコスト)も考えておかないと

    総費用がどうなるかがよく分かりません。

    ある人が建てた家でのお話です。

    二社を競合させて一社は1,800万円で、

    一社は2,000万円。

    あまり何も考えずに1,800万円の方で契約。

    どうせ同じ間取りなので安い方が良いだろうって事でしたが、

    同時期に知人が高い方の会社で家を建てていました。

    引っ越して最初の夏の事です。たまたま知人と一緒になって、

    「今年の夏は暑いね!!」

    みたいな話になりましたが、どうも話がかみ合わない。

    我が家はエアコンが切れると目が覚めるという家ですが

    知人の家はエアコンは寝ている間は止めていても目が覚めることは無いらしい。

    話を聞くと断熱の違いだと気が付くのですが、

    電気代の話になり唖然。月に15,000円がマックスらしい。

    我が家は20,000円を超えている。

    エアコンも各部屋で動かしているのでしょうがないと言えばそうなのですが、

    知人の家には2台のエアコンらしい。

    そこで色々と調べたら外壁のメンテナンスも知人の家は30年後らしいのですが、

    我が家は10年。

    塗装屋さんに聞いたら100万~150万円かな??って言われた。

    建設費の差は200万円なのにエアコンの取り付け費だけでも30万円は差が出ている。

    電気代も年間で12万円。10年で120万円の差が出る。

    塗装のお金と合わせると工事費の差額を大きく超える事になる。

    安いはずの家が高い家になってしまうという事になる。

    更には快適度合に大きな違いもある

    後悔先に立たずって事になってしまった!!

    なんて事にならないようにしないといけません。

    ランニングコストがどれほどかかるのかという事を聞いておかないと

    建設費が高いか安いかだけの判断は非常に危険だと言えます。

    同じように見える材料でも表面処理は恐ろしく

    違っていたりしますので

    要注意って事ですね!!

  • 【Study】自由設計の危険
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    住宅業界には変な言葉が多い。

    その中の言葉でよく使われるのが「自由設計」でしょう。

    単純にとらえると

    「お客様のご要望通りに建てる家」

    みたいな意味であるとは分かりますが、

    これは非常に危険な事であると気が付いているのは

    一部の技術の人間であると思います。

    営業マンはこれ言葉をよく使いますから、

    何も分かっていないと言えます。

    お客様の要望を聞く事は良い事だと思いますが、

    その要望には価格というものが必ず付いています。

    その要望ができるお金が用意できるかどうか??

    そこに大きな問題がある。

    なのに、誰もそこを言いません。するとお客様は

    「予算内で出来るみたい」

    と勝手に思い、どんどん要望を言われます。

    それに油を注ぐ営業マンは、

    「最初だから言いたいことをどんどん言ってください」

    みたいに良い人になって行くわけです。

    お客様からすればなんでも話を聞くいい人となるわけです。

    隣に座っている設計担当はたまったものではない。

    「お金大丈夫なんだろうか??」

    って、心配しながら頭の中では金額をはじいている。

    が、どんどん要望自体は出て来るから止められません。

    少しでも止めようとすると、

    「自由設計って言ってましたよね。なんでも聞いてくれるんじゃないの??」

    みたいになって行くから恐ろしい。

    とてつもなく大きなプランが出来あがり、

    予算オーバーの見積書が提出される頃には、

    お客様は奈落の底に居る事になる。

    夢から一気に現実に戻り、プランを小さく、

    金額を下げる打ち合わせが延々と続くから恐ろしいです。

    自由設計を間違えるとちっとも楽しくない家づくりが展開されます。

    予算をはじき出してから要望は言った方が絶対良いという事です。

    まあ、自由設計みたいな事を掲げている会社には行かない事が

    良いのかもしれません(汗)

  • 【Study】間違った家づくり
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    家は一度建てたらなかなか建て直せない。

    だから失敗は許されません。

    これは子育ても同じです。が、多くの人が失敗するのも家づくり。

    子育ても同じかもしれません。

    それではなぜ、失敗するのか??

    簡単です。お客様である素人がああだこうだプランとかを修正するからです。

    素人がプロの仕事に意見をするという大きな間違いを犯しているから失敗するのは当たり前。

    それとプロ側がプロ意識を持たないことも大きな理由だとも言えます。

    だから、どこに依頼するのかで失敗するかしないかははっきり分かれる事になります。

    「どんどん要望を言ってください!!」

    なんていうところは危険極まりない会社だといえます。

    素人に聞いてくるからですね!!医者に

    「どんな注射を打ちたいですか??」

    なんて聞かれたらどうします??

    「病状の改善する注射をお願いします」

    としか言えないでしょう。

    自分だったらすぐに違う病院に行きます。

    だって怖いですからね!!家も同じなんですが、

    なぜか素人の言うことを聞きたがるから怖い。

    家なんて総合的な事を考えて成り立っているといえますから、

    少し何かをいじるとバランスが崩れる。

    それを平気で行う会社はまだまだたくさんあります。

    「お客様の要望だから!!」

    なんて事で設計が変更されていくのは

    普通の事ですがこれが恐ろしいことなんですね!!

    事例を言えばサッシの形状を変えると断熱性能が変わりますし、

    大きさを変えた場合や家の中の建具などの変更でも耐震性は変わります。

    それを言わないで

    「はい分かりました!!」

    って変更するって本当に良いことなのか??

    って事なんですがほとんどの会社は間違った方向に行くから気を付けましょう。

  • 【Study】断熱材
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    断熱材の性能を語る人が居ます。

    多くの場合、標準設定されている断熱材がいかに優れているかというお話です。

    ほとんどが数字で表される事ですが、普通の人にはよく分からない事でしょう。

    自分の場合は断熱材の性能自体はあまり問題にはしません。

    一番問題にするのは「施工性」です。

    いかに優れた断熱材も施工性が悪く、

    性能が発揮できなかったら意味はありません。

    施工する側が、その施工の中身が理解できていない場合は

    その断熱材の性能は発揮できない。

    つまりは営業マンが言う性能は出ないという事です。

    よって、断熱材の話を聞く場合は、

    「その断熱材を施工した家を見せていただけませんか??」

    と、聞いてみましょう。

    そしてその家でどんな感じかを体感する事が

    数字を比べるよりははるかに分かりやすいです。

    夏場の状況とか、冬場の状況などは体感が一番です。

    住まわれている家族のお話しとかも重要な判断材料になる。

    断熱材の性能はその後でも大丈夫だと思います。

    そこを一生懸命に比べても、施工が悪かったり、

    総合的な断熱の考えが間違えていたら数字の性能は出てきませんからね。

    断熱材は断熱性能の中の一つのパーツにしかすぎません。

    総合的な事が重要になります。パーツを語る会社は、

    全体像を見ていないと考えても差し支えないと思います。

    車屋さんがタイヤの事を力説したら買う気は失せるはずです。

    それと同じ事ですね!!

    断熱を語るには最終的には内装材まで語るべきですが、

    そこまで理解できている人はそう多くはありません。

    パーツの事を語る会社は遠慮した方が身のためだと思うのは

    私だけかもしれませんが、大きな目安だとも言えます。

    料理もそうですが素材をアピールするお店は遠慮した方が良い(笑)

  • 【Study】吹抜けの注意点
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    「吹き抜けが良いです!!」

    なんて要望を二つ返事で聞いてしまう前に考えておかないといけない事が有ります。

    それは断熱性能ですね!!

    吹き抜けは少し考えれば誰でもプランはできますが、出来あがってからその空間

    がどうなるか??っていう事を考えておかなければいけないと思います。

    低断熱の家で吹き抜けを作ると、そこは煙突のような事になってしまう。

    熱を伝えるだけのものになる可能性は高いでしょう。

    冬の寒い日など、1階で暖房を焚いてもその熱気は全て吹き抜けを通じて

    2階に上がってしまいます。2階は快適でしょうが1階は極寒。

    夏場は逆に熱気が上に上がるので涼しいかも知れません。

    という事を考えて、吹き抜けを設計する場合は断熱性能を上げる事を

    考えておかないといけません。

    断熱性能を上げておけば煙突の様になることは無い。

    快適な吹き抜けを作るには断熱性能を上げるしかありません。

    最低でも平成11年基準。できたら平成25年基準をクリアした方が良いでしょう。

    新省エネ基準とかの設計ではやめておいた方が良いでしょう。

    吹き抜けは開放的でとてもいい雰囲気にはなります。が、

    そこが快適であることが一番の事になる。それには断熱性でしょう。

    そうそう、もう一つ問題もあります。それは耐震性です。

    広く高い空間ができるという事は床が無い。

    つまり水平剛性がなくなるという事です。

    地震や台風時には吹き抜けは大きく変形します。そこは考慮するべき事ですね!!

    お客様の要望で作る吹き抜けは、プロとしての配慮が必要です。

    それをやらずに設けた場合は責任はプロ側にある。

    「お客様がそうしたいといったから」

    では済まないという事です。が、多くの場合はそれで済まされています。

    残念!!

  • 【Study】子供が小さいから
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    「子供が小さいので・・・・」

    とか言っての要望が出る事は多いです。

    子育ての時期のお母さんは子供の事をよく考えています。

    家事の時も子供の存在を意識しながらという事が多い。

    それが家のプランにも反映されて行く。

    でも、よく考えてみましょう。

    子供はいつまでも小さくはないって事。

    すぐに大きくなり親から離れようとします。

    ですから「今」を家に反映するとすぐにフィットしなくなる家になる可能性は高いと言えます。

    だから自分の場合は、

    「子供はいつまでも小さくはないですよ!!」

    って話をしていきます。極端ですが

    「18歳になると家をでる方が大きいですから、そのつもりで設計をした方が良いですよ」

    とも言います。

    家は「今」ではなく、未来を見据えて設計をした方が良いという事になります。

    かわいい子供のために広い子供部屋を設けてもすぐに空き部屋になるという事。


    リビング階段などもそうですが、子供の管理のためにリビングに階段を下すって事は

    親だからそう考えるわけですが、

    自分が思春期の頃だったらどう思うかと考えればすぐに分かる話です。

    子供は親に干渉されたくないわけです。

    その辺りを上手に設計するのが自分の仕事です。

    今の事を頭に入れて一生懸命に考える事を、少しでも未来の事と入替てあげて考えてもうらう

    それが出来たら家は大きく変わる。

    子供が小さいからって事で設計をすることは今は良いかも知れませんが

    近い将来には後悔する事になるのであまりお勧めは致しません。

  • 【Study】家は動線で決まる!
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    家の設計は空間をどうつなげるか??です。

    空間の設計は誰でもできると思います。

    その部屋のデコレーションなどある程度は誰でもできる。

    できないのはそれをどうつなげていくかでしょう。

    デザイン優先の人は空間だけを考える。

    接続は二の次だし、外観の変化を求めるあまり接続がおかしなことになったりします。

    外観を見ると中の様子はなんとなく分かります。

    多面で構成されているかっこいい家は中身があまりよくなかったりします。

    外観は複雑な方がかっこよく見える。それをあえて作ろうとする。

    そこには動線は考慮されていません。

    自分の場合は動線を考えます。どうつなげるのか??

    接続をどうするかで空間の構成も決めていく。

    構造軸線を単純にしていく事で耐震性も上げる。

    シンプルな考え方は良い事ばかりです!!

    家は家事ですから家事を考えて間取りを作りこんで行きます。

    水周りの空間をどうつなぐかでしょう。

    そしてそこにそれ用の収納を設ける事が大事です。

    キッチンには大きなパントリーが必要です、

    洗面脱衣のそばには身支度ができるようなお着替えクローゼットが必要になる。

    複雑に動かなくても身支度ができるように空間をつなげていく事が大事だと思います。

    ここが考えられていない家の場合、

    そこの家の奥様は一般的な家と恐ろしく多くの距離を歩くことになるでしょう。

    毎日ですからね!!

    人がどう動くのか??それを考えてプランをすると

    凄く使いやすい家が出来あがります。

    その家は使いやすいので奥様のイライラが無い家になる。

    すると家庭に平和が訪れる。

    家は動線ですね!!

  • 【Study】窓の考え方
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    窓をどう考えるか??

    それは住宅の設計上では大きな問題になって行きます。

    一般的にお客様にどんな窓が良いのかを聞くと、

    「広い窓が良い」

    という答えが返ってきます。

    光と風が入りやすいと考えられるからでしょう。

    それで家中を広い窓にするとした場合に、

    全く別な問題が発生します。

    耐震性能と断熱性能の問題です。

    耐震性のは窓がある部分には耐力壁が作れないという事で、

    窓だらけの家は耐震的には強くない家になるという事です。

    ですから、窓は耐力壁を配置した以外の部分に作るというのが

    耐震性を考えての設計になる。

    また、窓が大きいと断熱性能も落ちるという事になります。

    ガラスの性能を上げても断熱材の性能以上にはなりません。

    よって大きな窓だらけだと冬は寒いし、

    夏は暑いという事になります。

    最近は国も住宅の断熱性能を上げる事に力を入れてきています。

    よって窓は小さく設計するのが今の住宅の考え方になる。

    よって設計者の判断によって窓は選定される事になる。

    ところが、それをお客様にゆだねる人も居ます。

    いわゆるサッシの打ち合わせと言うやつです。

    分厚いカタログを開いてどこにどの冊子を付けるかを

    決めていくと言うやつです。

    この時。お客様は耐震性も断熱性も頭にありません。

    サッシの種類をどうするかだけです。

    部屋中が窓だらけの家とかはこんな打ち合わせで生まれるわけです。

    本来はプロとしての決定で事が進むはずの設計ですが、

    その答えを素人にゆだね、

    その責任を自分では追わないようにするのでしょうが、

    そんな事にはなりませんのでお気を付けください。

    窓は家の性能に直接かかわる大事なパーツです。

    しっかりと知識を持って対応しないととんでもない事になるので

    注意が必要ですね!!

  • 【Study】内装材
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    内装材で住宅会社の中身が分かる。

    量産メーカーでは床はベニヤに壁と天井はビニールクロスというのがほとんどです。

    一般的な家はこれが内装材です。

    床はベニヤにする理由は安い事と割れたり反ったりしない事。

    そして一番の理由は安い事でしょう。

    自然素材の床はどうしても割れたり反ったりするし高い。

    ビニールクロスも同じような理由で安いから使う。ただそれだけです。

    工業製品ですから化学物質の塊です。

    国の基準をクリアしていると言いますが、その基準も怪しい物です。

    工場が止まったら色々な事が面倒になるので国も考えるわけです。

    面白いのは24時間換気の義務化でしょう。

    換気扇メーカーと国がやってしまった事ですね(汗)空気が悪けりゃ外に出せって事でしょう。

    計算では外に出ている事になりますが、理屈では換気扇が回っているだけで

    空気は動いていないなんてシステムもありますから要注意です。

    さて、内装材に塗り壁を採用している会社も多いですね!!

    採用理由を色々と書いてあったりしますがなかなか面白い事が書いてあります。

    多くの場合が「調湿します」とか書いてある。

    本当なのかどうかは一度調べた方が良いと思います。

    特にプラスターボードに数ミリ塗った壁は怪しいですね!!

    漆喰などは土壁に塗ってこそのものですから。

    貝殻を素材にしている壁なども恐ろしく臭います。

    感覚の鋭い人なら自然素材の健康住宅に長時間は滞在できない経験をしているはずです。

    長く入れる人は健康で鈍感な人でしょう。普通の人ですね!!

    普通じゃない敏感な人は面倒でも内装材が何を使っていて、

    その空間がどうか??

    を確かめた方が良いでしょう。

    内装材など正解は少ない。

    よって「うちはこれしか使いません」って会社の方が信用できると思います。

    「この中から選べます!!」は最低でしょう。

    その理由が分かるか分からないかはその人の意識の差になっています。

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