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【Study】いい家の価格を最小限に抑えるためには!

家の価格は、家の大きさに最も左右されます。

ましてや平屋ともなれば、

2階建てに比べて坪単価が高くなってしまうことから、

いい家をより安く建てるためには、

いかに家をコンパクトに出来るのか?が、

最も重要なポイントとなってきます。

 

もちろん、家の中で感じられる開放感や住み心地、

家の使いやすさなどを一切損なうことなく、です。

 

そして、それを実現するためには、

理由もなく受け入れてしまっている

家の中で無駄だったり不必要であると考えられる要素を、

最大限にカットしていく工夫をしなければいけません。

少し前の分ブログでお伝えさえていただいた

「廊下」のような・・

 
では、今回は、

無くしたとしても、あなたの暮らしに、

ほぼ間違いなく支障をきたすことがないであろう

要素について、1つ1つお伝えしていければと思います。

 子供部屋って6帖も必要?


「子供部屋=2階」という考え方に並んで、

ほとんどの方が、知らず知らずの間に、

“こうだ!”とスッカリ思い込んでしまっているコトが、

子供部屋の広さです。

「子供部屋=6帖」という当たり前ですね。

 

しかし、子供部屋って本当に6帖も必要なのでしょうか?

 

というのも、6帖という広さの部屋は、

壁の内側の寸法が3.51m×2.6mなのですが、

この寸法の中に、仮に幅90cmのシングルベッドと

同じく幅90cmの学習机を置いたとしても、

それでも1.5帖〜2帖ほど余白が出来るからです。

 

もちろん、どんな部屋であろうと、

少しでも広く、少しでもゆとりがある方がいい

というのはよく分かります。

 

しかし、もし1.5帖部屋の広さが違うだけで、

家の価格が45万円も違ってくるとしたら?

もし2帖部屋の広さが違うだけで、

家の価格が60万円も違ってくるとしたら?

そして、その部屋が2つあるとしたら?

 

しかも、あなたが家を建ててから

今後50年〜60年暮らしていく中で、

子供たちが自分たちの部屋をフルで使う期間というのは、

わずか5年〜6年ぐらいしかないのではないでしょうか?

 

中学校に進学したぐらいから、

高校を卒業するまでの間の・・

そして、出て行った後は、

空き部屋か収納になるのが関の山ではないでしょうか?

 

であれば、そこに費やすコストを

カットするという選択肢があってもいいですよね?

その分、予算を圧縮することが出来るわけですからね。

 
ただ寝るだけの寝室も10帖も必要??

 
また、寝室も広いに越したことはないものの、

果たして、8帖や10帖もの広さが

本当に必要なのでしょうか?

 

仮に、ダブルベッドを2つ並べたとして、

考えていってみますね。

一般的なダブルベッドの寸法は1.4m×2mなので、

これを2つ並べたとしたら、

ベッドを置くために必要な寸法は、

2.8m×2mということになります。

 

となると、

3.51m×2.6mの6帖という広さがあれば、

2つのダブルベッドを充分置くことが出来ますよね?

(この場合、ベッドの向きは変えられなくなりますが、

シングルとダブルならベッドの向きも変えられます)

 

というのも、現在は、

大きなウォークインクローゼットを寝室の隣か、

あるいは近くに作るのが当たり前になってきているため、

荷物は、全てその中に片付ければいいわけですし、

昔のように婚礼タンスを持ち込むこともなければ、

寝室にドレッサーを置くこともないため、

寝室に置くものは、基本的にベッドぐらいだからです。

 

私もそうですが、

多くの方にとって寝室は、

文字通りただ寝るだけの部屋ではないでしょうか?

 

せっかく広々したリビングダイニングをつくるわけなので、

寝る時間以外の全ての時間は、

リビングダイニングでずっと過ごすわけですもんね?

 

であれば、このスペースも、

2帖〜4帖カットしてもいいという

選択肢をもってもいいわけですよね?

60万円〜120万円ものコストを

カット出来るという選択肢を、です。

 
床が余れば、そこにモノを置いてしまうという問題・・・

 

床を増やせば増やすほど、

家の価格はどんどん高くなっていってしまうわけですが、

それだけじゃなく、

床面積をむやみやたらと増やしてしまうと、

それはそれでまた別の問題が発生します。

 

というのも、余った床スペースが出来れば、

必ずと言っていいほど、

そこになにかを置いてしまうという問題です。

 

そこになにかを置くとなれば、

そもそもそのモノを買うために出費をしてしまいます。

また、もしそのモノが収納家具であった場合、

その収納の中に収納するモノも、

余分に買ってしまうことになるかもしれません。

 

例えば、子供部屋であれば、

余ったスペースがあれば、

そこにソファーやテーブルなどを置きたくなるかもしれません。

なかなか手痛い出費ですよね?

 

快適な環境を作り過ぎると、

部屋に閉じこもってしまう要因にもなりかねないですしね。

 

また、例えば、リビングダイニングを広くした場合、

余白が出来るのは、

決まってダイニングテーブルとソファーの間のスペースです。

 

ここに余白が出来ると、

恰好の子供たちの荷物置き場となります。

そして、気がついたら、

ランドセルやら勉強道具やら習い事道具やらが

無造作に置かれ放しになってしまい、

雑然とした散らかり放題の家になってしまいます。

 

以上のような理由から、

子供部屋や寝室はもちろんのこと、

たとえ、なるだけ広くしたいと

お考えのリビングダイニングといえど、

やたらと部屋を広くするのではなく、

使いやすくちょうどいい広さで

設計することが大切になってきます。

 

むやみやたらと広くしてしまうと、

コストがアップするだけじゃなく、

今後の生活の出費までも増やす要因になりかねないし、

余計に掃除や片付けの手間のかかる家に

なってしまうかもしれません。

 

ということで、

いい家を安く建てられるようにするためにも、

なんでもかんでも広くするのではなく、

本当にそれが必要なのか不必要なのかを、

夫婦で話し合っていただき、

要らないかもしれないものを、

最大限にカットしていってくださいね。

 

その結果、間違いなく、

知らない間に家づくりに掛けてしまっている無駄なコストや

家づくりに付随して掛かってしまう余分なコストを、

大幅にカットすることが出来ますから!

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