【Study】坪単価?
坪単価とは建築本体価格を坪数で割り、算出されるものです。
坪当たりどれぐらいの価格なのかで家のグレードとかが分かる。
いわゆる目安ですね!!
さて、この坪単価ですが、
安さをアピールする会社(ローコスト住宅会社)
ではこの坪単価を安く見せるためにほとんどが
メーターモジュール言うもので出来ている。
これは建築の基準の寸法が
1.0M×1.0Mの大きさになっているものです。
日本の基準の基本は関東間の0.91M×0.91Mですから、
20%ほど大きくなる。
関東間で30坪の家の間取りをメーターモジュールで
作ったら36.2坪の家に変身です。
間取りは変わらないから広さが広くなるだけです。
これを坪単価が50万円で設定したら
関東間が1,500万円でメーターモジュールが
1,811万円となるわけです。
安さを強調した会社では坪単価を45万とか言ってくる。
他より坪単価が5万は安いとかですね!!
この辺りが坪単価のマジックですからお気を付けください。
また、坪単価の幅が大きな会社も要注意でしょう。
45万~70万とかおおきな差がある場合は
仕様も色々あるという事になります。
年間に100棟とかやっている会社なら理解はできますが
20棟とかであるとわざわざ仕様を変えること
自体が経営的に無駄が多いと思います。
実際は家の理想が有る会社だと仕様が
大きく変わる事など有り得ません。
ですから坪単価が大きく変わる事などない。
もし変わるとしたら家の大きさが極端に
大きいか小さいかです。
大きいと坪単価は安くなるし、
小さくなると高くなる。
それぐらいの事でしかない。
よって坪単価に幅が有る場合は
あまりよろしくないような気がします。
家に松竹梅の価格差が有るという事
はどんな家でも受注しようとしている会社と言えます。
会社には理想の家と言うものが無い。
売れる家を売れという事です。
家を考える場合、坪単価を聞く事で大体の事は分かります。
そこをごまかす営業マンが居たら、
それはお客様の所得を掴み切れていない場合でしょう。
お客様に合わせて行く会社って事で、お勧めはできません。
が、その判断はあなた次第でしょうね!!