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【Study】柱は太い方が良い??

  • 【Study】柱は太い方が良い??

「うちは太い柱を使うから地震にも強いよ!!他の現場と比べたら分かるよ!!」

なんて言う会社が有りますが本当でしょうか??

これはかなりの確率で「間違え」という事になります。

構造計算をしていないからそんな根拠のない事が言えるだけの

事ですね!!

普通の柱は10.5センチのものですが、太い柱を使う会社は

12.0センチを使っています。

柱は荷重が掛かるので太い方が丈夫のような気がしますよね。

でも実際は10.5センチで十分な大きさになっています。

よっぽど変な設計をしない限りは太い柱なんて出てきません。

自分も今までに数回しか使ったことは無い。

そんな家は少しプランに無理があった感じの時だけです。

構造計算はしっかりと根拠が出て来るのでやった方が良いでしょう。

さて、太い柱を使う会社はその太い柱を売る事で高い商品を

売っているだけの事です。

太いから丈夫とか言っていても、最終的にはお客様がお金を払って

買うわけですからね!!

おもしろい事に柱だけが12.0センチで土台も桁も

10.5センチとかだったら

断面がこぼれるのであまり意味がないって事にもなります。

柱を太くするのであれば、他の材までその寸法に合わせないと

あまり意味はありません。

ここでもイメージ戦略ですね!!

柱は太い方が良いという考えはイメージでしかありません。

両方の柱を比べたら太い方が強いのは間違いないのですが、

その太さが必要なのかどうかが問題になる。

無駄な事にお金を掛ける事はありません。

太い柱を使うとその分、空間は狭くなります。

弊害としてシステムバスが入らなくなるとかが起きますから

要注意ですね!!

ちゃんと計算をして適材適所が良いと思います。

昔の上棟式などでは

「材料が太くて良い材が使ってある!!」

なんて言って皆さんが褒めていましたが、誰もその根拠は

分かっていなかった。

まあ、そう言っておけば場が和んだという事でしょうね??

今はそんな時代ではありませんからね!!

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