スタッフブログ

【Study】図面の良し悪し

  • 【Study】図面の良し悪し

「これがお客様の図面です」

 

なんて言われてお客様の目の前に出てきたのは

 

細かな数字や記号の入っている、

 

線が沢山の絵みたいなものです。

 

見ていてもちっともわかりません。

 

その絵みたいなものを得意げにしゃべる

 

担当者は宇宙人か??みたいな感じです。

 

「で、ここにキッチンに入るドアが有って、

 

これがキッチンです。どうです。使いやすそうでしょう!!」

 

「・・・はい。そうですね??・・・・」

 

話が延々と続きますがまるで分りません(汗)

 

これは打ち合わせ風景で良くある事です。

 

お客様、特に奥様には図面は読めません。

 

図面で説明するぐらいなら簡単なパースの方

 

がはるかに空間を把握できる。

 

単線で二次元の図面はプロしか分かりません。

 

にもかかわらず、なぜかCADで

 

書かれたこてこての施工用の図面を

 

お客様に渡すって事は、ある意味酷い事でしょう。

 

レストランに行ったらメニューが英語だった!!

 

みたいな事です。分ったふりで突っ走るしかない(笑)

 

では、お客様にはどうしたらいいのか??

 

実際の建物を見せて説明するのが一番です。

 

すると確実に空間の把握ができます。

 

「このキッチンはこの前の見学会の家と同じです」

 

「ああ、そうなんですね。あれぐらいなんですね。だったらよかったです」

 

で終わる。それにパースが有れば完璧ですね!!

 

今ではCADでパースがすぐに書けるので、

 

それを大いに利用する事が良いでしょう。

 

三次元にした方が分りやすい。

 

立面図よりもパースです。

 

出来る技術者ほど図面に色々なデータを落とし込んでいきます。

 

現場での作業時には非常にありがたい事ですが、

 

お客様は混乱するだけの事です。

 

もう少し気を使った方が良いでしょう。

 

介護保険の仕事で手摺とスロープの仕事との

 

依頼が有ったんですが、

 

その時に別の業者が提案した図面ってのを

 

見せてもらいましたが、

 

自分が見ても良く分からないほどの

 

書き込み用で、ビックリしました。

 

それを簡単にパースで書いて

 

「こんな風に仕上がりますよ」

 

って出したら、

 

「これだったら分かります。最初の図面は

 

何回説明されても分かりませんでした」

 

図面も「誰のための??」

 

が有りますから気を付けましょう!!

ブログ一覧に戻る

お気軽にお電話・メールにてご相談下さい。
勉強会・相談会へのご参加も、スタッフ一同心よりお待ちしております。

TEL:0120-12-2439

イベント案内無料個別相談会

無料個別相談会

E-BOOKダウンロード

totop